面接試験の第一関門は関係構築★キャリコン面接対策

母親の入院している千葉の病院に向かう無料送迎バスでのこと。乗客は私だけだったので、運転手さんに「京都から来たんですよー」と挨拶がてら話かけました。すると「滋賀に住んでいたことがあるんです」と運転手さん。そこから、お仕事のことやご家族のことなど、今までの人生についてすごくオープンにお話してくださいました。

私は聴いているだけでしたが、とても嬉しい気分でした。ほんのちょっとした一言からステキなコミュニケーションができたことに感動しました。キャリコンとして積み重ねてきたことが、プライベートでも活きているみたいだなとも感じました。

ちなみに、後日、千葉から京都に帰る日に乗った駅へ向かう送迎バスで、その方と再会。その日は満席だったのでお話はできませんでしたが、最後に笑顔で挨拶して別れました。こういうちょっとした心のふれあいっていいものですね♪

さて、今日はそんなこんなで、関係構築のお話です^^

面接試験の第一関門は関係構築

面接試験で一番最初にぜーーーったいにしなければならないことは、クライエントとの関係構築です。養成講座や理論の中で、様々な言い方をされていますよね。

信頼関係構築
ラポール形成
リレーション作り
等々。

要するに、

「この人になら安心して話せそう」と、クライエントに信頼してもらうこと。

です。

これが、面接試験の第一関門!!関係構築できるかどうかが合格の鍵です。

合格基準の評価区分に照らし合わせてみよう

面接試験の合格基準。評価区分の項目は、JCDAとキャリアコンサルティング協議会では違いがあります。それぞれ「関係構築」はどの項目にあたるのでしょうか。

私は、下記の評価区分に該当すると考えています。

  • JCDA → 「傾聴」
  • キャリアコンサルティング協議会 → 「態度」

不合格になった経験のある方は、この評価がどうだったのかを確認してみてください。クライエントとうまく関係が築けていなかったなーと感じている方は、恐らくこの項目の評価が低いのではないかと思います。

上記評価区分について
評価が「A」なら、しっかり関係構築できる人だと考えられます。
評価が「B」なら、ある程度はできている(合格レベルではある)けれど、まだ少し脆弱。
評価が「所要点未満」なら、合格レベルに達していないので、がんばりましょう!というレベルです。

関係構築ができないと、展開がしにくくなります

クライエントと良い関係が築けないと、クライエントは心を開いて話をしてくれませんよね。突っ込んだ質問にも答えてくれません。そうすると、クライエントの真の問題にたどり着けない可能性があります。

そのため、関係構築ができないと、展開できない。展開できないから真の問題把握もできない。そうすると解決もできない。という悪循環に陥ります。

逆に、関係構築できれば、クライエントは自分からどんどん話してくれます。また、キャリアコンサルタントのちょっとした失敗にも寛容になってくれたりもします。

ということで、関係構築は、面接の第一関門であり、面接がうまくいくかどうかを決める大きな役割を担っているんですねー。

信頼関係を築くにはどうすれば良いの?

クライエントとの関係構築に必要なのは、基本的な傾聴姿勢を徹底すること。色々習ってきたと思いますが、大切なことをめっちゃシンプルに言うと、この3つに集約できます。

  • 非言語表現(表情、視線、姿勢)
  • 相槌(声のトーン含む)
  • 伝え返し

厳密に言うと他にも色々ありますが、とにかくまずはこの3つを徹底することができれば、クライエントと良い関係を築くことができます!

では、それぞれ、どのように行えばよいかについては、また次回書きますね♪
過去の記事でもたくさん書いていますので、参考までにいくつかご紹介しますので読んでみてください^^

非言語表現

相槌

伝え返し