第2回国家資格キャリアコンサルタント★実技（面接）試験対策通信(36)同じような境遇のCLへの共感も注意
とうとう今週末が面接試験ですね。ということで、今日もスカイプレッスン、対面レッスンと盛りだくさんの一日でした!
ほとんどの方は、土日に最後の練習をされたのではないでしょうか。最後のロープレでうまくいかずに凹んでいる方、まだあと4日間残っていますのであきらめないでください。
うまくいかなかったロープレの音声を聴く、または逐語録を作成するなどして、振り返りをしっかりしておきましょうね。
「あの時、どんな問いかけをすればよかったのか」
これを頭の中でグルグル考えてイメージトレーニングをすることは、実際にロープレをすることと同じくらいの練習になると私は思います。何度も色々なパターンを考えることで「考える瞬発力」を鍛えて、本番に備えましょうね♪
自分と同じような境遇のCLへの共感にも注意
前々回は、自分が全く知らない境遇のCLへの対処法をお伝えしました。
逆に、自分と似たような境遇のCLに対する時にも注意が必要です。
例えば、CCt（自分）は40代男性で転職経験あり。
CLも40代男性。転職しようかどうしようか悩んでいます。
同世代で転職経験があるということから「自分も同じ経験があるから、その気持ちわかるわかる」と勝手にCLの気持ちや考えを自分と同じだと思い込んでしまうことがよくあります。
自分と重ねてしまい、自分とCLの気持ちは同じだと思い込んで理解したつもりになってしまいます。すると、CLの話の背景や感情をきくことが疎かになり、結局CLの本当の思いや価値観にたどり着くことができなくなります。
そんな時は、
真っ白なスケッチブックに、CLの言った言葉を描いていく
そういうイメージできいてみてください。
自分の価値観と重ねてしまうということは、スケッチブックが白じゃないということです（笑）。自分のことを描いてあるスケッチブックの上に、CLの言葉を重ねて描いちゃったら、わかりにくくなりますよね。
自分の思い込みや、今まで習ってきた技法はとりあえず脇に置いておきましょう。そして、真っ白な状態で聴くことが大切です。
