「言いかえ」していいんかえ?その危うさに気づいていますか?★キャリコン面接対策

ダジャレではじめる私にこそ、いいんかえ?とツッコミたくなると思いますが・・・^^

クライエントが話終えた後、受け止める方法って、色々ありますよね。代表的なものとしては、伝え返し、言いかえ、要約。キャリアコンサルタントとして、全てをうまく使いこなすことができれば良いのですが、なかなか難しいものです。

中でも、ダントツに難しいのは「言いかえ」です。「え?簡単じゃん」と思った方は、かなりキケンです!!一歩間違えると、信頼関係をぶち壊してしまう、危ういものなので、慎重に行う必要があります。

キャリコン面接での「言いかえ」とは

キャリコン面接での「言いかえ」は、クライエントが話した内容をコンサルタントが表現をかえて返すことです。

クライエントの気持ちをよりふさわしいことばに整理し、「こう理解しましたよ」とクライエントに伝えることができます。また、コンサルタント側の解釈が合っているかどうかを確認することもできます。

「言いかえ」と「伝え返し」との違い

「受け止める」という点では「言いかえ」と「伝え返し」は同じなのですが、違いはクライエントの使った表現を使うかどうかという点です。

「伝え返し」は、クライエントが使った表現や言葉をそのまま使います。それに対して「言いかえ」は、クライエントの表現や言葉を受けて、よりふさわしい表現(と思われるもの)にコンサルタントが言いかえるというところが大きな違いです。

だからこそ、「伝え返し」よりも「言いかえ」の方が難しいんです。

なぜ「言いかえ」は危険なのか

繰り返しになりますが、クライエントの表現や言葉を受けて、コンサルタントがよりふさわしい表現だと思われるものに言いかえるのが言いかえです。

ということは、コンサルタントが言いかえた表現や言葉が、クライエントにとってふさわしいと判断されなかった場合どうなるでしょうか。

「うーん、ちょっと違うんだよなー」
「この人、わかってくれてんのかなー」

とクライエントが微妙な気持ちのズレを感じてしまうわけです。これが、信頼関係構築(ラポール形成)に大きな影響を与えてしまう。だから危険な技なのです。

キャリアコンサルタントが相談を受ける時、一番最初にしなければならないことは、信頼関係構築(ラポール形成)です。これができないと、クライエントは心を開いて深い話をしてくれません。ということは、問題点も見えてきませんし、話を展開していくことができません。すべての始まりは、信頼関係からなのですから、「言いかえ」で躓いてしまうと、後が大変です。

面接試験で「言いかえ」はする?しない?

「言いかえ」は使わないのが無難

面接試験では「言いかえ」をしないのが無難です。面接試験はインテーク面談の最初の15分。クライエントとの微妙な気持ちのズレを作らないよう、「言いかえ」は無理に使わないようにすることをオススメします。

「言いかえ」ではなく何をすべきか

一番のお勧めは「伝え返し」です。とにかく「伝え返し」を面接の最初から最後まで徹底して行うことをお勧めします。「言いかえ」や「要約」をしなくても、信頼関係もガッチリ築くことができますし、十分試験に合格できます!!「伝え返し」は信頼関係を築く極意として、過去に何度か記事に書いていますので読んでみてくださいね。

「言いかえ」をしても良い場合

でも、絶対に使っちゃダメ!ということではありません。アイビーのマイクロカウンセリング技法の「基本的かかわり技法」にも入っているくらい基本の技法ですしね。

「言いかえ」をしても良いのは、クライエントの話を丁寧に聞き、ある程度信頼関係構築ができた上で、的確な言葉で表現できるという時です。

「絶対に言いかえないように」というのは、傾聴の初歩としてのテクニックです。的確な言葉で捉えられる、そしてある程度信頼関係が構築できている状態であれば多少表現がずれていても、クライエントが好意的に言い直してくれたり、クライエントの自問自答を促進することにもなったりします。

これに対して、クライエントが一言二言話した後に、「それって●●ということですか?」と言いかえしてしまうのはNG。大体がコンサルタント側の思い込みや先入観が入っており、クライエントが本当に言いたいことをうまく表現できていない場合が多いです。

たくさん話を聴いた上で、うまく言いかえることができたら、クライエントは「そうなんです!!」と必ず返してくれます。実際に前回の試験で、面接の最後の方に「言いかえ」をしたら「そうなんです」と15分の中で一番良い反応をしてくれた、と話してくれた受講者さんがいらっしゃいました。このように、上手に活用すれば、非常に効果的な技法でもあります。

受け止め(伝え返し)に自信がない方へ

お伝えしてきましたとおり、受け止めは、信頼関係を築く上で基本中の基本です。「受けとめ」に自信がない方へのお勧めレッスンは、レクチャー2「傾聴の基本サイクル」の受講です。資料と音声で、ご自身のペースでしっかり学ぶことができます。

そもそも「受け止め」自体ができているかどうかわからない!!という方は、ご自身の課題を明確にするところから始める必要があります。「課題診断」を受けて、ご自身の課題を明確にしましょう。60分の課題診断レッスンの後、強み、できていない点(課題)、課題をどうやって克服すれば良いか(課題克服方法)、お勧めの勉強法等、具体的なアドバイスをA4レポート2枚にびっしりまとめてお渡しします。「課題診断」には、合格基準の解釈(レクチャー1)の音声&資料も付いていますので、試験で何が求められているのかを理解することができますよ。
コース・料金
お申込

受講者さんからの声

先日、オンライン(Zoom)で「課題診断」を受けていただいた方からいただいたアンケートの内容です。
1)予約からレッスン当日までの対応はいかがでしたでしょうか。

レスポンスがはやく、諸々不安を抱かずに済みありがたかったです。

2)レッスン内容はいかがでしたでしょうか。満足した点、物足りなかった点等具体的にお教えください。

リカレントの講義の中では、なかなか受けられなかった個人的フィードバックを頂けたことで、自分の弱点を改めて知ることができました。マンツーマンレッスンによるメリットを享受しているという実感がありました。

3)講師はどんな印象でしたか。また、対応はいかがでしたでしょうか。

サバサバ、スパスパっとした、受け答えが私にはやりやすかったです(きっと瞬時に私を見抜き合わせられたのでしょう、、)。話のペースも、「早口」とおっしゃっていましたが私には丁度よく感じました。

4)どう改善すれば、よりわかりやすくなると思われますか。その他、全体を通してのご感想・ご意見をお願い致します。

のんさんとのロープレのあと、のんさんがすぐに「あー解りました」と、本当にすぐにおっしゃったのですが、私は「えっ、もうお分かりになった?!」と心のなかで思いました。のんさんはどのくらいの方とのキャリアコンサルタントとしての関わりのなかでそのような力(視点)を養われたのかなあと、個人的な興味を抱きました。自分にもそんな力がつく日が来るといいのになあという、仄かな期待を抱いたのんさんとの出会いでした。

この他にもメールの中で、

今後の課題について具体的なご指摘を頂けたことで不安になったというよりも何故か安心ができました。

というお言葉もいただきました。

今、あなたが抱いている不安や疑問を少しずつ解消していって、試験に自信を持って臨めるよう、徹底的にサポートしていきます。一緒にがんばってみませんか。