「伝え返し」は「オウム返し」とどう違うの?★キャリコン面接対策

新緑の季節は大好きなのですが、イネ科アレルギー持ちという残念な私。青空と青々とした木々の清々しさとは対象的に、涙と鼻水にまみれながら毎日自転車をこいでます^^

さて今日は、面接試験でとーーーっても大事な「伝え返し」についてお伝えします。

「伝え返し」って「オウム返し」じゃないの?

「クライエントが話した内容を伝え返すことが大切ですよー。」

と教わったことがあるのではないかなと思います。でも、伝え返しがなぜ大切かについて知っていますか。

「え?伝え返しってオウム返しすることじゃないの?」
「とりあえず、クライエントが言ったことをそのまま言えばいいんでしょ?」

と思った方は要注意。それは違います!!

伝え返しの意味がわかっていなければ、伝え返しを適切に行うことはできません。この機会になぜ伝え返しが必要なのかを知り、傾聴の技術を頭で理解することで、面接の実践力アップにつなげていきましょー。

「伝え返し」とは何か

「伝え返し」は、傾聴の技法の一つです。ロジャーズの言う「Refrection」で、以前は「反射」と訳されていたのですが、ただ返すような意味に解釈されてしまうことから「伝え返し」という言葉が使われるようになったそうです。

ロジャーズ曰く、伝え返しの目的は、

理解の確かめ、受け取りのチェック
「あなたは◯◯と感じていると、私は受け取っています。よろしいでしょうか?」というような意味合いです。

でも私は「伝え返し」の目的とその効果はそれだけじゃない!と考えています。

伝え返しの効果

伝え返しは、クライエントにとってもキャリアコンサルタントにとってもメリット満載です♪

クライエントとの信頼関係が築ける。

伝え返しを適切に行うことで、クライエントがキャリアコンサルタントに対して「この人は私の話をちゃんと聴いてくれる!わかってくれる!」と好意的な感情を持ってくれます。それが、信頼関係構築に繋がります。

クライエントの自己理解を深めるきっかけになる。

伝え返しをすることで、クライエントは、自分が話した内容の一番大切な部分をキャリアコンサルタントの口からもう一度きくことになります。クライエントは「あー今自分はそんな風に言ったんだ~」と自分の発言を客観視することができるので、自己理解を深めやすくなります。

キャリアコンサルタントが自分の理解度を確認できる。

キャリアコンサルタントは、クライエントの話を的確に理解出来ているかをクライエントに確認することができます。

もし「いえ、そうではなくて・・・」という返事だった場合、めげないで下さい。それはクライエントの真意を更に詳しく聴けるチャンスです!!

「すみません。ではどういうことでしょうか?」

ともう一度きき直すことで、更にクライエントの話を正しく理解することにつながっていきます。

キャリアコンサルタント自身が頭の整理をする余裕ができる。

クライエントがゆっくり自分の言葉を噛みしめる時間ができるだけでなく、キャリアコンサルタント自身にもゆとりのメリットがあります。

「伝え返し」と「適度な間」で進めることで、クライエントの話をゆとりを持って頭の中で整理することができます。

クライエントの訴えたいことや話したいことがしっかりつかめれば、「次の質問や展開をどうしよう・・・」と焦ることがなくなりますよ♪

伝え返しはどうやってすれば良いの?

伝え返しをマスターすれば、合格に大きく近づきます!!
伝え返しの仕方については、次回詳しく書きますね。まずはこちらの記事を読んでみて下さい^^

<おまけ情報>アイビイのマイクロカウンセリング技法

ちなみに、アイビイのマイクロカウンセリング技法では「言いかえ」がこれに当たります。理論家によって違うのでややこしいですが、マイクロカウンセリングはよく学科試験にも出ますので、しっかり覚えておいてくださいね。参考までにこちらもぜひお読みください。