「心の向き」を意識しよう★キャリコン面接対策

キャリアコンサルティング技能検定2級の論述対策講座制作がやっと終了!やっと落ち着いたので、久々のブログアップです^^ これからまた、面接試験に向けて役立つ情報をどんどんアップしていきますので、ぜひ参考になさってくださいね。一緒にがんばってまいりましょー。

CLに何を質問すればよいか悩んでしまう

「クライエントに何を質問したらいいんだろう」と焦ってしまったことはありませんか。受検される方の多くは、このことで悩んでいらっしゃるのではないかと思います。

「質問しなきゃ」と質問のことばかり考えていると、面接を続けるのが苦しいですよね。そして更に、その態度はクライエントにも伝わってしまい、信頼関係を築きにくくなってしまいます。

そこで今日は「心の向き」を意識することで、面接の理解を深めてもらえたらなと思います^^

心の向きはどっち向き?

質問ばかり考えているキャリアコンサルタント(自分)の心に意識を向けてみると、「自分の心が自分の方を向いている」と言えます。こんな感じです。

CC(自分)→ CC(自分)

心の矢印が、キャリアコンサルタント自身に向かっています。目の前にクライエントがいるのに、キャリアコンサルタント(自分)のことにしか意識が行っていない状況です。これでは、クライエントに寄り添って話を聴くことなんてできないので、キャリアコンサルティングになりません。

では、どうあるべき??それがこちらです。

CC(自分)→ CL

キャリアコンサルタント(自分)の心をクライエントに向けることです。具体的には、例えば、

「どんなことを話したいと思っているのかな。」
「なんでそのことが気にかかっているのかな。」
「何があったのかな。」
「どう思ってるのかな。」
「どうしたいのかな。」

というように、クライエントに興味を持って、クライエントが話したいことを聴くということが大切です。

更に、クライエントの内省が進むと、クライエントの心がクライエント自身に向かうようになり、目の前にいるCCがまるでいないかのように感じていきます。

CL → CL(本当はCC)

まあ、ここまでできなくても大丈夫。
まずは、「心の向き」が自分に向かってないか、チェックしてみてくだい。

そして、自分の心配ばかりせず、

「どんなことを考えているのか教えてー♪」

と、目の前のクライエントにめっちゃ興味あるー!!と自分に言い聞かせて、話を聴いてみてくださいね!