「CLの話に興味を持つ」ってどういうこと?★第4回キャリコン面接対策(14)

朝ジョギング中に「ホーホケキョッ」っていう声が繰り返し聞こえてきたんですが、そのうち「あーおはよーっ」って言っているように聞こえてきて、一人でニヤニヤしてしまいました(笑)。

余談はさておき、今日は「クライエントの話に興味を持つ」ということについてお伝えします。

ロープレ練習をしているうちに、

「色々なアドバイスをされて、何が正しいかわからなくなってしまった・・・」
「テクニックばかり気になって、クライエントの話がきちんと聞けない・・・」

たくさん練習をした方ほど、こんな悩みを抱えているのではないでしょうか。そんな時は、傾聴の基本姿勢をおさらいしましょう。

「クライエントの話に興味を持つ」ってどういうこと?

すごくわかりやすい例が載った本をご紹介します!

著者は京大の名誉教授の方なのですが、やさしい言葉でとてもわかりやすく書かれているので、傾聴の基本を抑えるのにオススメの本です。
では少しその中から引用してみましょう。

われわれは話の内容よりも、相談者がどうしてそのような思いをするのか、どうしてそのような受け取り方、感じ方をするのかに興味があるのです。それは、一人ひとり異なっている人間性の表現です。我々は毎日人間を感じる仕事をしているから飽きないのです。

この後、こんな例が載っていました。掻い摘んで概要を書きますね。

あるクライエントが疲れた顔でこんなことを言ったそうです。

「日本人はみんな本当にバカですね。」

これに対し、普通の人のものの見方は、

「日本人はバカなことをする人も要るが、賢い人もいるのに」

と少し違和感や反発を感じます。これだと反発モードで話を聞くことになり、クライエントは十分に話せず、CC側も精神的に疲れてなかなか話がきけないのです。

ではカウンセラーはどう聞くかというと、

「どうしてこのクライエントは疲れた顔をして、日本人はバカだなんて言ったのか」という言動のもとになる、ものの考え方、感じ方に興味を持って聞くのです。

本当にその通りだなーと思います。
クライエントの言葉を自分の価値観に置き換えて聞いてしまうと、クライエント自身のことが見えてきません。

「クライエントはなんでそう思うようになったのかな-」

と純粋な気持ちで、クライエントの「ものの見方、感じ方」に興味を持って話を聞く。
これが傾聴の大事なポイントの一つです。

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合格までとことんお付き合いしますので、一緒にがんばりましょう!!