関係構築において大切な「謙虚さ」とは★キャリコン面接対策

リモートワークという言葉を耳にしない日のない毎日ですが、私も健康のために近所をウォーキング&ジョギングしています。新緑がすがすがしくて心がリフレッシュされるのですが、農家の方は畑で雑草を抜かれていてたいへんそう^^

さて、シャインの「問いかける技術」を読みました。組織心理学の第一人者であり、キャリコンの養成講座や学科試験でもおなじみの、エドガー・H・シャイン先生の本です。

きっかけは、渡部昌平先生のセミナーで「謙虚な問いかけ」という言葉がすごーく心に残ったこと。そこで先生が紹介してくださったこの本をすぐに購入しました。(ちなみに渡部昌平先生ご自身も多くの本を著していらっしゃいます。)

この本は「謙虚な問いかけ」を中心に組織やチームでのコミュニケーションについて書かれています。キャリアコンサルティングにおける関係構築にも役立つ内容なので、このエッセンスを今回はお伝えします。

キャリコンとクライエントの関係性

実は私、「謙虚」という言葉にズキューンと撃ち抜かれた感じがしたんです。

私自身は、キャリコンとクライエントの関係は横並びが良いと思っています。でも大学生や受講生から「先生」と呼ばれることも多く、立場上、相手が横に見てくれないこともあります。「いや、先生じゃなくて。。。」と言いたいところなんですけどね。(あ、オプティキャリアの受講生には「先生じゃなくて、のんさんと呼んでください」とお願いしております。)

皆さんも、自分のポジション(例えば人事担当、上司、先輩、講師など)の関係上、相手と対等な立場で話ができないこともあるのではないでしょうか。

この本では「謙虚さ」として、相手に対する「敬意」「礼儀」がすべての文化で共通であると書かれていました。

  • お互いの立場を尊重して礼儀を尽くすこと。
  • 相手に対して一定の尊敬を持って接すること。

この2つは、どんな立場の違いがあっても実践できることですよね。相手が自分をどのような立場に置いていようとも、自分自身は、どんなクライエントに対しても敬意と礼儀を意識して接していこうと改めて思いました。

謙虚に問いかけるとは

本書には質問の例も書かれていますが、それらのテクニックではなく、心がけが大事なのだと私は感じました。謙虚な問いかけについてイメージできるよう、本文から少し引用しますね。

「謙虚に問いかける」は、相手があなたに心を許してくれるようになったり、あなたがまだ情報を持っていないことについて誰かに質問したり、その人に対する興味と好奇心に基づいて付き合いを深めたりするための技術であり流儀である。問いかける技術/エドガー・H・シャイン

「謙虚に問いかける」は様々な行動に反映される態度であり、それぞれの状況に適したものがある。(中略)「謙虚に問いかける」を実践することの究極的な目的は、信頼し合える人間関係の構築なのだ。双方のあいだに信頼が生まれれば、よりよいコミュニケーションと協働へとつながっていく。問いかける技術/エドガー・H・シャイン

謙虚に問いかけてる?

前回のエントリで「技能士2級に必要な能力」と「振り返りの大切さ」について書きました。

4つの評価区分で見てみたとき、気づかないうちに、「謙虚さ(のなさ)」が(雑草のように)問題の根を張っていないでしょうか。

謙虚ではない例を挙げてみました。ご自身の面接を振り返ってみると、「謙虚さ」不足に気づけるかもしれません。「基本的態度」「関係構築力」に大きく影響を与える部分です。ぜひチェックしてみてくださいね。

  • 相手を誘導してない?
  • 先入観持っていない?
  • おせっかいな助言をしてない?
  • 本気で言ってる?(本気で思っていないことは、態度や雰囲気で伝わっちゃうよ~)