深掘り質問ができないという方へ(経験の再現)★第3回キャリコン面接対策(18)

週末に、キャリア・コンサルティング協議会の実技試験を受験された方、お疲れ様でした!終わった直後は、ああすればよかった、こうすればよかった・・・という反省点がたくさん浮かびます。絶対にそれをそのまま終わりにしないでください。試験が終わったら終わりではなく、振り返りをしっかりしておくことが大切です。
振り返りの仕方については、過去の記事を参考にしてくださいね。


さて、JCDAの面接試験は今週末です。先週末は、最後の練習を行ったという方も多いのではないでしょうか。あと4日、ぜひこの記事を読んで、イメージトレーニングやシミュレーションに役立ててくださいね。

「堂々巡りになってしまう」「どのように深掘り質問したら良いかわからない」ということでお悩みの方に、「深掘り質問」についてお伝えしていきますね。

面接試験の2本柱、「信頼関係構築」と「自己探索の支援」

「何を質問すればよいかわからなーい」という方にまず考えていただきたいのは、面接試験で大切な2つのポイントです。それは

  • 信頼関係構築
  • 自己探索の支援(クライエントに自問自答を促し、クライエント自身に気付きをもたらす関わり)

この2つができれば、試験に合格できます。しかも、40%の得点が取れれば良いんです。それを念頭におくと、気が楽になるかなーと思います。

「信頼関係構築」のためにすべきことは「受け止め」をしっかりすること、あとは質問テクニックについて何回か記事に書いていますので、抑えておいてくださいね。

クライエントの話を深掘りする質問

「深掘り質問」は自己探索の支援をするために欠かせません。深掘りできないから、堂々巡りになるんですね。では、どのようにすすめていけば良いかといえば、それは経験代謝をしっかり回すことです。

まず、「経験の再現」をします。

経験の再現の仕方が甘いと、深掘りできません。ここで躓く方が多いです。大切なのは、

状況と感情をセットできくこと

状況をきく

ある時点の過去の経験について、どんなことがあったのかを出来る限り詳しく聴いてください。どれくらい詳しく聴くかというと、コンサルタントがその情景をありありと思い浮かべることができるくらいです。クライエントとコンサルタント両方が頭の中で具体的に想像できほどにきいていきます。

感情をきく

状況をしっかりきいて、クライエントとコンサルタント両方が頭の中で想像できる程にきけたら、感情を聴いてください。その時どう思ったのか、どんなことを感じたのか、それを見てどう解釈したのかなど、クライエントの思いや考えが表れるようにききましょう

はい、ここまでできたらもうほぼ合格に近づいてきました!あとは、「自己概念の影」を捉えて自問自答を促す問いかけをすることができればOKです。これについては、また次回お伝えします。

1人で練習する方法

「経験の再現」の仕方、状況と感情を詳しくきくこと。今日はこれをしっかりイメージしておいてくださいね。過去にご自身のロープレを録音している、逐語録に起こしている、という方は、これができているかどうか確認してみてください。もしできていなければ、どんな質問ができたか、いろいろなパターンをシミュレーションしてみてくださいね。あと残り4日、自主トレを積み重ねていきましょう♪

【3/4(土)】スカイプ模擬面接★残り一枠のみです!

残り一枠となりました!!
空いているのは、3月4日(土)13:00~15:00の間で90分です。ご希望の方はお早めにお申し込みくださいね。

模擬面接&フィードバックとともに、試験当日に役立つ情報をギュッとまとめてお伝えします。まだロープレに不安があるという方、最後に確認をしておきたいという方もぜひどうぞ。こちらのプランは、初めての方でも2回目以降の方でも、どなたでもお申込み可能です。

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ラストスパート、がんばっていきましょう♪