国家資格キャリアコンサルタント★実技(面接)試験合格通信(9)質問する

2021-10-10

職場や勉強会などで、経験豊富なキャリアカウンセラーの方々とお話する機会がよくあるのですが、みなさん本当に素敵な方ばかりです。
そんな方々に共通して言えることは、
・初対面でも気さくにお話してくださること
・好奇心が旺盛なこと
・人とのご縁を大切にしていること
とても良い刺激をいただき、自分ももっとがんばろう!と思う毎日です♪

 

さて今回は、

【STEP5】質問する

の第一回目をお送りします。
4回シリーズの予定です。

質問のコツ

「何を質問したらいいんだろう」と焦ったり悩んだりしたこと、ありますよね。
大事なのは、
相談者に寄り添いながら、相談者が本当に話したいことを聴くこと。
そして、
自問自答を促し、自己探索を支援すること。
そのためのコツは大まかに分けると、この3つ。

  1. オープンクエッションで聴こう!
  2. 「なぜ?」「どうして?」は使わないようにしよう!
  3. キーワードをさがそう!

オープンクエッションで聴こう!

オープンクエッションとクローズドクエッションの理解は大丈夫ですよね?
「え??」
という方はいないと思いますが、念のため簡単にご説明しておきます。

  • オープンクエッション(開かれた質問)は、「はい」「いいえ」で答えられない質問。
  • クローズドクエッション(閉ざされた質問)は、「はい」「いいえ」で答えられる質問。

それでは本題に入ります。

オープンクエッションで、相談者に自由に話してもらいましょう!!

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オープンクエッションは回答の自由度が高いので、内容に広がりが出ます。
そして、相談者に深く考えてもらうことができるのがメリットです。

 

面談の最初は、
  • 「どのようなご相談でいらっしゃいましたか?」

と聴く範囲を狭めずに聴きます。
そして、

  • 「もう少し詳しくお聴かせいただけますか?」
  • 「◯◯について、具体的にお話いただけますか?」と具体例を引き出す
  • 「それで、どうなりましたか?」と経過を聴く
  • 「その時、どのように感じましたか?」
  • 「◯◯について、どんな思いがおありですか?」と感情を聴く

などのように聴いていくと良いと思います。
是非ロープレでお試しください。
相談者が話した内容の、どの部分を取り上げて質問するかについては、また次回以降に説明しますね♪