口頭試問「CLの人物像は?」の答え方&口頭試問が不安な方へ★キャリコン面接対策

2021-03-12

先日、姪っ子が千葉からふらっと遊びに来てくれたので、京都市内観光に付き合ってきました。度肝を抜かれたのは、知恩院。ちょうど、三門が特別公開中(11/1~10)でした。高さ20メートルの眺望はもちろんですが、中の仏堂がこれまたすごい!そして、夜はライトアップイベントで、若手のお坊さんによるトーク&ブレイクダンスショー!!京都に14年住んでいますが、新たな発見でした。京都に来たら、ぜひ知恩院に行ってみてください♪

さて、今日は今週末の試験に向けて、口頭試問についてお伝えします。JCDAの口頭試問が中心ですが、答え方の基本は一緒です。また、最後の「口頭試問が不安な方へ」という部分は、JCDA、協議会共通ですので、どちらで受検される方も参考になさってくださいね。

JCDAの口頭試問「このクライエントの人物像は?」

この質問をされるのはJCDAだけですが、協議会でも答え方の基本(結論+根拠)は一緒ですので、参考までにご覧ください。

まず、この質問をされるということは、合否のボーダーラインにいるかも!?と危機感を持ってください。なぜなら、面接官の中で、合格か不合格かが明確な場合は、基本の質問以外されないと考えられるからです。

2021年3月12日更新
以前は上記の通りだったのですが、最近では、標準的に質問されるようになってきています。
「人物像」の他に、「CCからみてCLはどう観えるか」などの質問もあります。
ということで、質問される可能性があると考えて、どう答えるかの準備をしておきましょう。

JCDAの面接試験、基本の質問とは?

JCDAの面接試験において、基本の質問は、以下の通りです。

  • できた点とできなかった点
  • 主訴・
  • (CC視点の問題点)←最近あまり質問されなくなりました。2021/03/12更新
  • 今後の展開
  • 資格を取得したらどう活かすか
  • これに加え、最近のトレンドはこちら

  • CLの人物像、CCからみてCLはどう観えるか

おそらく、合格か不合格かが明確にわかる場合は、これらの質問以外はしないと考えられます。なぜなら、試験時間が決まっており、口頭試問にはだいたい5分程度しか時間を割くことができないからです。5つの質問✕1分=5分経過しますよね。

それ以外の質問をするということは、それ以上に時間がかかることになります。本来なら避けたいはずです。なのに質問をするのはなぜか。それは、合否が判断しにくいからだと考えられます。

つまり、「合格不合格は、追加された質問の答えによって左右されるかもしれない」と捉えて良いと考えています

2021年3月12日更新
「CC視点の問題点」はJCDAの面接試験ではあまり質問されていません。
その代わり、「人物像」や「CLがどう観えるか」と質問されることがあります。

「このクライエントの人物像は?」の答え方

では、どのように答えたら良いのか。お勧めの答え方をお伝えします。

基本は、他の質問と一緒です。

結論+理由

で答えてください。(これはJCDAだけでなく、協議会で受検される方も一緒です。)

具体的には、こんな感じです。

結論=クライエントの考え方や価値観を言う。
例)「~ということを大切にしていらっしゃる方だと思います。」
理由=CLが言った言葉やフレーズを引用する。
例)「その理由は、CLが『~~』とおっしゃっていたからです。」

ということで、

根拠となるクライエントの発言を引用した上で、クライエントの考え方や価値観をを答えましょう。

2021年3月12日追記
「人物像」の捉え方ですが、

クライエントが大切にしていることは何か。
クライエントがこだわっていることは何か。

この2つを中心に答えてください。

この「大切にしていること」「こだわっていること」が悩みのもとになっているわけです。

口頭試問が不安な方へ(JCDA・協議会共通)

「15分間のロープレが終わった瞬間、全部忘れてしまう」という方、ご安心ください。私も最初はそうでした。面接で全力を出し切って、ホッとした直後、全然思い出せない・・・という感じでした。

まず、お伝えしておきたいことは、

口頭試問よりも、面接15分の方がめっちゃ大事

ということです。面接試験で一番大事なのは、面接15分。面接がうまくいかないのに、口頭試問でいくら上手に答えられたとしても合格はできません。なので、口頭試問対策に時間を費やすよりも、面接練習に力を入れてほしいなと思います。

そうは言っても、たくさんやればいいってもんじゃないんです。直前の今、練習の機会がない方は特に、こちらを読んでみてくださいね。


クライエントが言ったキーワード(大切な言葉)はしっかり覚えておく

口頭試問の答え方でも毎回書いていますが、口頭試問で結論を言う時、その根拠となるのはクライエントの発言です。クライエントが言った言葉を丁寧に聴くこと。クライエントが言いたいことや心の奥にある思いは、言葉の中に必ず表れます。

キーワードを覚えておけば、口頭試問は答えやすくなりますよ♪
全く忘れちゃった・・・といっても、クライエントの言葉の1つ2つは覚えているはず。それを引用して答えましょう。

頭の中が真っ白になっちゃう・・・という方はこちらを読んでみてください。

口頭試問の型を作る

口頭試問は、予め答えの型を作っておくことも有効です。
口頭試問の答え方を具体的に解説している記事が複数あるので、「口頭試問」のカテゴリーを全て読んでみてください♪
参考までに、「できなかったことの答え方」の記事を載せておきます!

まだまだできることはありますよ!!
面接試験日まで、一緒にがんばっていきましょう♪

レッスンの空きは、来週の夜間2枠と10日(日)、16日(日)のみです。ご検討中の方はお早めにお申し込みくださいね^^