論述試験の素朴な疑問★キャリコン実技対策

いよいよ明日は筆記試験ですね!
今日は、先日いただきました論述試験に関する質問の回答を皆さまにも共有致します。参考になさってくださいね♪

論述試験中、解答の下書きって必要?

解答の下書きは、ご自身が必要だと思う分だけ行っていただくのが良いと思います。解答用紙に直接かけそうなら、それでもかまいません。もしそれが難しいようなら、ある程度下書きをすることをお勧めします。

下書きの目的は、この2つです。

  • 自身の思考を整理するため。
  • 頭の中だけで考えていてもまとまらない時、文字にすると客観視でき、整理しやすくなります。

  • 解答用紙を汚さないため。
  • 書き直し回数を減らすためです。何度も消しゴムで消すと用紙が汚れて読みにくくなります。

これがクリアできるよう、下書きを有効活用してください。

解答の下書きは、どのスペースを使えば良いですか?

問題用紙の中であれば、問題文スペースでも白紙スペースででもどこでも良いと思います。先程お伝えしたとおり、解答用紙を汚さず、自分の思考プロセスと解答内容を後で振り返ることができると良いですね。

解答は、箇条書きで書いても良いですか?

協議会の場合、必要なことが書かれていれば、箇条書きでも文章でもどちらでも大丈夫です。ちなみに私は、国家キャリコンの上位資格である技能士1級・2級の論述試験(協議会主催)で、箇条書きと文章、どちらも用いましたが、どちらも問題なく合格点に達しておりましたので実証済みです。

JCDAの場合、文章で書くことをお勧めします。協議会と違って問題解決型ではないので、問題点や今後の展開など、箇条書きでは書きにくいのではないかと思うからです。

パソコンばかり使っているので、手書きの文字がきれいに書けないのですが・・・

パソコン中心の昨今、字を書くのは大変ですよねー。大事なことは採点者が読めることです。達筆である必要は全くありません。客観的に読める字であれば大丈夫です!他の方が読んだ時に読めるくらいの大きさで、楷書で書いてくださいね。

あとは、誤字脱字には十分お気をつけください。減点される可能性が高いです。最後の見直しでは、誤字脱字チェックを中心にしていただくのが良いと思います。

書きやすい鉛筆やシャーペンを用意して、試験に臨んでください^^

50分以内に書き上げるコツはありますか?

1点でも多く得点するためには、最後まで書ききることが大切です。

それぞれ50分中どれだけ時間をかけるか、ざっくりと時間配分を考えておくのがコツです。例えば、こんな感じです。

<項目と時間配分の例>
・問題文を読む時間(読みながら下線を引く等)→7分
・各問それぞれを考える時間(下書き含む)→7分×4問=28分
・解答用紙に書く時間→12分
・見直しの時間→3分

上記は参考程度にして、ご自身で考えてみてください。

JCDAで受検される方は、問い1の時間配分を工夫されると良いと思います。問い1に時間をかけすぎて最後までかけなかったという声をよくいただくからです。問い1を後回しにするというのも一つの手かもしれませんね。

試験前日の今日、一度時間を図りながら過去問を問いて、時間配分を体感してみてください。
こちらの記事も参考になさってくださいね。

面接対策のことも忘れずに!

筆記試験が終わったら、すぐに面接試験がやってきます。筆記試験が終わった後、面接対策講座を探すのは至難の業です。面接対策をお考えの方は、学科・論述試験勉強の合間に申込みを済ませることをお勧めします。

それでは、筆記試験前日の勉強、がんばってくださいね!!