面接開始から3分間の対応をマスターして自信をつけよう★キャリコン面接対策
先週の土曜日、対面レッスンの受講者さんが、事前学習で「レクチャー3種を10回以上聴いたよ~!」という話をしてくださり、嬉しさと同時に、改めて試験対策の講師として責任の重みを感じました。
記事を読んでくださる方々、そして受講してくださる方々に、自分ができる限りの知識や情報をわかりやすく伝えられるよう努力していこうと改めて思いました。
さて今日は、関係構築の第一歩、面接開始から3分間に焦点を当ててお伝えします。
面接合格の鍵はクライエントとの関係構築
面接試験で合格するために絶対に必要なことは、クライエントとの信頼関係を築くこと。
簡単に言うと、クライエントから「この人、良さそうな人だなー。」「この人なら信頼できそう。」「この人になら話してもいいかな。」と思ってもらうことです。
関係構築がうまくいかないと、クライエントは心の奥底にあることを話してくれません。すると、問題を把握することもできませんし、面接を展開していくこともできません。
そこで、面接が始まったらできる限り短い時間でクライエントとの信頼関係を築くことが重要になります。
面接開始から3分間の対応をマスターして自信をつけよう
特に面接の一番最初は緊張しますよね。そうはいっても、上記でお伝えしたとおり、早い段階でクライエントとの信頼関係を築くことがとても大切です。そこで、最初の3分間の対応をしっかりマスターして緊張をふっとばしましょう♪
キャリアコンサルタントの第一声
キャリアコンサルタントの第一声、オープニングトークは、ご自身の言いやすい内容で固定し、何度も口に出して練習してください。面接スタート後、スムーズなトークができますので、緊張を和らげることができますよ♪
*国家資格キャリアコンサルタント試験の上位資格である、キャリアコンサルティング技能検定では、2級第22回/2019年7月実施の面接試験より「守秘義務などの場面設定は終えたものとして進めるように」というような文言が実施要項に書かれています。これに従い、どちらの団体で受検される場合も、Aパターンをベースにトークを展開してくださいね^^<2019年8月30日追記&下記文章を取り消し線にて修正>
参考までに、オープニングトークの例を下記に記載しました。基本的には、協議会、JCDAどちらも下記パターンAでOKです。より丁寧に言いたい方やオープニングトークで時間を稼ぎたい方(15分続けるのがしんどいので・・・という方)は、パターンBをご活用ください。あくまでも参考例ですので、お好きな言いやすい形にアレンジしてください。
ちなみに、守秘義務などの話をしたかしないかで合否が決まるわけではありません。大切なのは、クライエントの心を掴むこと。クライエントとの関係構築がより早くできるよう、あたたかく、にこやかに、落ち着いてクライエントに語りかけましょうね。
A:JCDA,協議会どちらもOK
B:協議会用(2級もこれと同様です)
クライエントの第一声
さて、次はクライエントが話始めます。クライエントの第一声は、受検団体により大きな違いがあります。それは何かと言うと、JCDAは短く、協議会は非常に長いということです。
これを知らずに協議会で受検して「クライエントの最初の話が長くて全然頭に入らずにパニックになった!」という方が時々いらっしゃいます。クライエントが最初から沢山話すことがわかっていれば、事前に対策を立てて練習することができますし、本番で慌てず対応することができるはずです。
この件に関しては、過去の記事に詳しく書いておりますので、下記を読んでみてくださいね^^
キャリアコンサルタントの第二声
上記リンク先にも書いていますが、クライエントの第一声の後、すべきことは「伝え返し」です。しっかり「伝え返し」をして、「あなたの話をちゃんと理解しましたよ~」とクライエントに伝えることで関係構築を図りましょう。絶対に「伝え返し」をせずに「質問」するなんてことがないように気をつけましょうね!!
伝え返しの仕方は、こちらの記事を読んでくださいね。
これで面接開始から3分間の流れは自信を持ってできるはず。あとは、間のとり方、相槌の打ち方、励ましの仕方、アイコンタクト等細かい点に注意しながら、クライエントとの信頼関係がガッチリ築ければ、合格に大きく近づきます。ぜひ自主トレーニングをして、ロープレ練習時にお役立てくださいね♪
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