技能検定2級論述試験、各問の答え方のヒント★キャコン2級論述対策

技能検定2級の筆記試験はいよいよ明日ですね!

「忙しくて論述対策できていない・・・」
「学科試験の対策に追われて論述に手をつけられていない。。。」
という方に、解答のヒントをちょこっとまとめましたので、参考になさってくださいね♪

問1は、サービス問題

問1は答えやすい問題なので、サービス問題!と勝手に思っています(笑)。
なぜかというと、「相談者が相談したい問題」は、逐語録に書いてあるから。ポイントをまとめて書けば良いだけですよ。相談者が相談したい内容というのは、いわゆる主訴。過去問を活用して、時間をあまりかけずにまとめる練習をしてみてくださいね。

問2は、2~3個挙げる

「キャリアコンサルタントからみた相談者の問題」について答えます。すなわち、相談者が気づいていない真の問題を見立てることができるかが問われています。この問題点を踏まえて、問3を記入することになりますので、何を書くかが非常に重要です。

書くときのポイントは、問題点を2~3つ程度挙げることです。一つしか書いていないと、もし視点がずれていた場合に点数が稼げません。複数挙げておけば、ずれた解答が一つあったとしても、他の問題点で得点できる可能性が高まります。

過去問を解くとわかると思うのですが、相談者へのツッコミどころ満載で、問題点はたくさん思いつくはず。その中で、より重要かつ緊急度の高いものを選んでくださいね。

問3は、具体的に書く

問3は、目標設定と方策です。問題点の裏返しと捉えて考えてみて下さいね。

①目標設定

長期すぎない目標で、達成可能なものそれならできそうだなーと相談者に思ってもらえるようなものにしましょう。

②方策

とにかく具体的に書くこと。箇条書きでも文章でもどちらでも大丈夫。①②などナンバリングしてもOK。とにかく一つ一つの小さいステップを具体的に書いていきましょう。最後のステップまで行ったら、設定した目標が達成できるかどうかもチェックしてみてくださいね。

とにかく最後まで書き終えよう

1点でも多く得点するためには、最後まで書ききることが大切です。そうはいっても、60分間で全て書き終えるのは、結構大変です。今から内容のことを細々アドバイスしてもすぐには実践できないと思うので、簡単なことを少しだけお伝えします。

時間配分をある程度決めておく。

ガチガチに決める必要はありませんが、ある程度自分なりの時間配分を決めておくことをお勧めします。

時間をかければより深く考えられるとは思いますが、制限時間の中で成果を出すには、ある程度の割り切りが必要。時間内で最大限の力を出すために、時間を区切って解答していきましょう。

私は2級の論述試験の際、以下の4つの時間をざっくり決めていました。

  • 逐語録を読む時間
  • 各問の解答を練る時間
  • 解答用紙に書く時間
  • 誤字脱字チェックの時間

緊張のあまり手がブルブルすぎて(笑)チェックの時間はありませんでしたが、全部書き終えることはできましたよ!

問題用紙に下書きしてから解答用紙に書く。

問題用紙の端に、ある程度書く内容をまとめて下書きしておき、解答用紙には一回清書する感じで書くことをお勧めします。解答用紙上で何度も消すと汚れて読みにくくなりますし、時間のロスも多くなるからです。

私が2級の論述受検時、緊張のあまり手がブルブルだったと先程も書きましたが、そのせいで消しゴムで消すのも至難の技だったんです(笑)。そういうハプニングもありえますので、ある程度下書き(または要点をまとめる)ことをお勧めします。

今日、今からでもできる論述対策

今まで論述対策をしていなかったという方、今から1時間だけ論述対策の時間に当ててみてはいかがでしょうか。
過去問を時間を測って問いてみて下さい。そして、頭の中で時々逐語録の内容を思い出して考えたりしてみてください。それだけでも十分練習になります。
2級の過去問はこちらから

ちなみに、私は自分が論理的思考力が弱いと自覚していたので、過去問をのべ30回くらい繰り返し練習しましたが、一緒に受検した友人は、1回分の過去問を一度問いただけで合格しました。結局は全て自分次第。最後まで諦めずにがんばってくださいね!!