面接試験で「CLの問題点」と言えば★キャリコン面接対策
JCDAの面接試験を受験された方へ
週末、JCDAの面接試験を受験された皆さま、お疲れ様でした!手応えはありましたでしょうか?オプティキャリアの受講者さんからも「15分があっという間だった」「やりきったけど、ちょっと自信がないです」など続々ご報告をいただいています。
「あーすればよかった」「こー言えばよかった」と色々な思いが巡り、もやもやした気持ちになられている方がほとんどじゃないかなーと思います。でも大丈夫!自信満々で受かる人なんて、そうそういません。むしろ、「あれがダメだった」「ここをこうすればよかった」と考えられるということは、それだけ自分のロープレを客観視できる力が付いているという証拠なんですよ♪
そして、そのもやもやを大切にしてください。今が自分のスキルを上げる絶好の機会です。試験の振り返りをしましょう!こちらの記事、ぜひ参考にしてくださいね。
さて今日は、口頭試問でもよく質問されるようになった「クライエントの問題点」についてお伝えします。来週の面接試験を受検される方、そして、これから受検を考えている方も、JCDAの視点を知る材料にしてください。
JCDAの面接試験で「CLの問題点」と言えば
国家資格試験になってから、JCDAでもクライエントの問題点について口頭試問で質問されるようになりました。クライエントの問題点について、「どう答えればいいか悩む」「うまく答えられない」という声をよくきくので、簡単に整理してみますね。
問題点の視点は2つ(JCDA・キャリアコンサルティング協議会共通)
口頭試問では、クライエントの問題点は2つの意図で質問されます。これは、どちらの団体で受験されても同じです。
- クライエント視点の問題点
- コンサルタント視点の問題点
クライエントは何が問題だと感じているか、です。「主訴」という聞かれ方をすることも多いですね。
コンサルタントからみた、クライエントが気づいていない問題点です。いわゆる「見立て」と考えて良いと思います。
クライエント視点の問題点については、クライエント自身が話してくれたことの一番大事な部分なので、そんなに答えるのに困ることはないんじゃないかなーと思います。答えにくいのは「コンサルタントからみた、クライエントが気づいていない問題点」の方ですよね。
コンサルタント視点の問題点
「コンサルタント視点の問題点」は、そもそもこの試験で何が求められているかに通じる、とっても大事なポイントです。なぜかというと、問題把握ができるかどうかがそのキャリアコンサルティングの出来を左右するからです。
問題把握の視点がなければ、そこまで何を傾聴すれば良いかもわからないし、問題が把握できなければ、どう話を進めていけばいいかもわかりませんよね。さらに、問題把握がずれてしまえば、とんちんかんな方向に進んでしまう可能性もあるわけです。問題把握力で、そのキャリアコンサルタントの力量が見えてくるよーってことですね。
こう考えると、難しそう・・・って思うかもしれませんが、そんなことはありませんのでご安心ください。まずは、JCDAの面接試験前なので、JCDAの場合について書きますね。
コンサルタント視点の問題点(JCDA版)
JCDAのコンサルタント視点の問題点は、とーーーってもわかりやすいです。
これに尽きます!!
なぜかっていうと、JCDAの試験は、クライエントの自己理解を深める関わりができるかどうかをはかる試験だからです。
詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。
JCDAの面接試験では「ああ、私ってこういう考え方(価値観)を持ってたんだ」と気づいてもらえるようなかかわりが大切です。もっと言うと、「あれがやだ」「これが不安」「こういうことに困っている」というネガティブな感情から始まりますが、そこから更に一歩深めて聴いていき、そのネガティブな部分の裏側にある、「自分はこうありたい」という姿、自己概念に気づいてもらうというかかわり方が必要です。
以上のことから、クライエントの問題点というのは、自己理解が不足しているという一点に絞られます。じゃあ、どのようなことに気づいていないのか、どんな自己理解ができていないのか、というところをクライエントの言葉を踏まえて話すのがと良いですよ♪
どうも最近、書いていると熱くなりすぎて文章が長くなってしまいます^^ わかりやすくかけるようにがんばります!!
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