第10回キャリアコンサルティング技能検定1級の結果まとめ

2021-03-282022-03-01

2021年3月24日に、キャリアコンサルティング技能検定1級（第10回）の結果が発表されました！
結果は以下のリンクからご覧ください。
キャリアコンサルティング技能検定結果

技能士1級試験結果まとめ

キャリアコンサルティング技能士1級の第1回～第10回までのデータをまとめましたので参考になさってください。

1級（学科）データと傾向

1級（実技）データと傾向

【おまけ】私の1級挑戦のこと

このたび、1級に合格することができました。学科は1回目で合格したのですが、実技は3回受検。論述は毎回合格点だったのですが、面接に苦戦しました。

実は、過去2回の受検時は、面接対策として面接練習など全くしていませんでした。というのも、尊敬するスーパーバイザーの方から、

「1級は試験対策をするんじゃなく、普段やっていることを自然にやって受かるものだよ。」

と言われたことが心に響いていたからです。しかしながら、過去2回自然体でやってだめだったので、なんとかしなければ！と思っている時に、ACCNでその時公開されていた（今は残念ながら公開されていません）動画で、法政大学の廣川先生が

今も月1回スーパービジョンを受けている。心理の世界では当たり前。スーパービジョンを受けないスーパーバイザー、キャリアコンサルティングを受けないキャリアコンサルタントなんてありえない。

というようなことを話されており、衝撃を受けました。
ああ、そりゃそうだ！
もっと良くなるためにどうすればよいかを考え続けるためには、他者の視点も必要だ

と強く感じて、すぐに
毎月スーパービジョンを受ける！

という目標を立て、昨年4月から実行しました。
これが一番自分にとって大きな収穫だったと思います。

じゃあ、スーパービジョンをだれから受けるのか？
これも重要なことです。

私は所属団体であるJCDAのスーパービジョンは以前から年1回受けていました。ですがJCDAは技能検定の母体であるキャリアコンサルティング協議会とは異なる準拠枠や背景を持っています。だから、JCDAだけでなく、キャリアコンサルティング協議会に即した考え方やスタンスを持っていると思われるCCAのスーパーバイザーにも指導をお願いしたいと考えました。

結局、昨年4月から今年3月までで合計11回スーパービジョンを受けました。実際に行った事例を使った指導です。

すると、自分の考え方やアプローチの癖、自分が思いつかなかった新しい視点を知ることができて、とにかく面白い！次のキャリアカウンセリングではここを意識しようとか、いつもよりも頭がまわるようになり、本当に勉強になりました。もちろん、事例指導者としてだけではなく、指導者としての関わり方や視点も参考になるので、同時並行で2つの視点を学ぶことができました。

この間、キャリアや心理学関連の本もたくさん読んできましたが、読む時も、実務のことやスーパービジョンを受けた時に聴いたことや考えたことがぐるぐる頭の中にめぐり、相乗効果がありまくり！だったと思います。

受検前、何回かは面接試験に向けたロープレ練習をしたのですが、その時に今までスーパービジョンの中で自分が指導を受けた経験が次々と思い出され、非常に役立ちました。

「1級を受けるなら、試験対策ではなく実務の力を伸ばせ！」
と言った先輩の言葉が、今やっと理解できるようになりました。

指導者は、自分のキャリアコンサルティング力を磨き続けることも非常に大切だと実感しています。
技能検定にチャレンジされる方は、実務の力を伸ばすために、ぜひスーパービジョンを受けてみてください♪

あ、もちろん私も引き続きスーパービジョンを受けていくつもりです^^

1級の受検サポートについて

私は1級を取得できましたが、1級はキャリアコンサルタントを指導するという指導者レベル。私自身、指導者候補の方を指導できるレベルではありませんので、1級の試験対策をガッツリやるということは今のところ考えていません。

ただ、私がどんな練習や勉強をしたのかをお伝えすることはできるかなと思っています。また、論述試験は3回連続合格点を取ることができたので、論述試験の解き方や解答例など提供はできるかと思います。

今後ちょっとずつブログにも書いていこうと思っていますので、よかったら参考になさってくださいね。

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