第18回キャリアコンサルタント試験の結果まとめ

本日、第18回キャリアコンサルタント試験の結果が発表されました。
各団体の結果発表は以下のリンクからご覧ください。

JCDAの結果
キャリア・コンサルティング協議会の結果

キャリアコンサルタント試験結果まとめ

第1回から第18回までのデータをまとめました。今回受験された皆さん、そしてこれから受験される皆さん、ぜひ参考になさってくださいね。

JCDA

キャリアコンサルティング協議会

受験者数推移

総受験者数は5618人。コロナ禍でここ数回は下降傾向でしたが、今回は803人(前回比)増えました。受験者が増えることはキャリコン仲間が増えること、そしてキャリアコンサルティングが社会に浸透していくことにもつながっていきますので、本当に嬉しく思います。

団体別の受験者数は、JCDAよりも協議会の受験者が多い傾向が続いています。
それぞれの団体に様々なメリットがあります。例えばJCDAは、キャリコン団体の中で最大級。仲間とのつながりや学びの場が豊富です。協議会は、国家資格キャリコンサルタントの登録機関であり、技能検定(1級・2級)の実施機関でもあります。これから受験される方は、ご自身の興味や価値観等と照らし合わせて、ご自身に合った団体が選べると良いですね。

学科合格率

JCDAは79.0%、協議会は82.6%でした。過去18回の中で一番高い合格率となりましたので、易しい試験だったと言えます。今回受験された方はラッキーでしたね。受験回により難易度が変わりますので、次回受験される方はご注意くださいね。

実技合格率

JCDAは57.0%、協議会は68.0%でした。JCDAと協議会で合格率が10%も差があることは、同じ資格試験としては悩ましいところですが、JCDAの場合は、国家資格のみならず「CDA」という独自の資格があるので致し方ないのかなとも感じています。これから受験される方は、合格率だけではなく受験団体についてよく調べて、ご自身にあった団体を選んでくださいね。

論述試験の平均点

JCDAは30.9点、協議会は32.5点でした。JCDAは過去最低点となり、協議会は前回比2.3ポイントプラスとなりました。
JCDAの論述試験は経験代謝理論をもとに書かれていますので、システマチックアプローチで書いた場合、合格点程度は取れるものの、得点が伸びないのではないかと考えています。これからJCDAで受験される方は「経験代謝」を理解することから始めてみると良いと思います。ご興味がある方は、こちらを読んでみてください。
キャリアカウンセリングを学ぶには

合格された方へ

合格おめでとうございます!!これからは国家資格キャリアコンサルタントとして、お互い自己研鑽に励んでいきましょう。
国家資格の登録について、登録団体について、今後どうすれば良い?など、下記の記事で詳しく説明しておりますので、ぜひ読んでみてくださいね。

再チャレンジを全力応援します!!

今回、残念ながら結果が出なかったという方は、目標に向けてチャレンジを続けてみませんか。

私自身、今でこそ技能検定1級を取得していますが、これまでぜんぜん順風満帆ではありませんでした。キャリコンの勉強を始めたばかりの頃、最初に受けた試験では不合格。自分なりに努力したつもりだったのですが、全く手応えもなく、どうすれば面接がうまくできるかわからないという暗中模索状態を半年くらい続けた経験があります。この状態から抜け出せたのは、自分の課題が何かが明確にわかったからでした。

面接は、自分の課題を明確にして、課題克服に向けて意識して練習すれば、必ずできるようになります。できるようになるまでの時間はほんとうに人それぞれ。周りの人と比べる必要はありません。ご自身のペースで少しずつスキルアップしてみませんか。一人で悩まずひとこえかけてください♪メールでの相談はいつでも無料です^^
ご相談・お問い合わせはこちらから

オプティキャリアは、個別レッスン、個別相談だけを専門に行っています

試験対策では、どんなことに困っていらっしゃるのか、何がわからないと感じているのかなど詳しくお伺いした上で、レッスンプランをご提案します。あなたの強みを更に強化しつつ、課題を克服できるようサポートいたします。
オンラインコース一覧

キャリアカウンセリングでは、試験に関するお悩みはもちろん、仕事のこと、プライベートのことなども含めた悩みの相談を承っていますので、もしよかったら「のんさーん」とお気軽にお声がけくださいませ。