ロープレのヒント(3)クライエントに先入観を持っていませんか?
初対面の印象や、最初に話した言葉などのわずかな情報で、相手を「○○な人だ」などと決めつけてしまうことはありませんか?クライエントを色眼鏡で見てしまうと、クライエントの話を共感して聴くことができなくなってしまいます。
先入観をもたないことは、クライエントの話を聴くときの大切なポイント
2次試験では、クライエントの名前、年齢、性別、職業、家族構成などを最初に情報としてもらいます。このわずかな情報と、目の前にいるクライエント(役の方)の雰囲気で、クライエントのイメージを作り上げてしまわないよう注意が必要です。
実際、クライエント役の方が、試験直前はとても優しい穏やかな雰囲気だったのに、ロープレに入った途端、厳しい表情で話しにくい雰囲気に急変したので動揺してしまった、という話をよく聞きます。「○○な雰囲気の人だなあ」という第一印象を持ってもかまいませんが、すぐにさらっとスルーしましょう。
先入観や偏見を持たず、真っ白な気持ちでクライエントの話を聴くことは、大切なポイントの一つです。
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