第2回国家資格キャリアコンサルタント★実技(面接)試験対策通信(10)主訴・問題の把握
今日は久しぶりに、昔の職場の同僚に会ってきました。
職場の人々の近況を聞いたのですが、特に30代40代女性は環境の変化が大きい時期だということを再認識しました。
バリバリ働く女性は多いけれど、悩みは十人十色。
激しい環境の変化の中において、仕事、恋愛、結婚、出産、育児、健康、親のことなど悩みはつきません。
そういう人たちが自分らしく生きるためのお手伝いができたらいいなとあらためて思いました。
さて今日は、JCDAの合格基準の一つ、「主訴・問題の把握」についてお伝えします。
面接試験の合格基準(JCDA)
3つの合格基準は、この3つです。
「主訴・問題の把握」
「具体的展開力」
「傾聴」
もう覚えましたか?
合格するための必須項目です。
必ず頭に入れておきましょうね。
「主訴・問題の把握」とは
合格基準の一つ、「主訴・問題の把握」。
これは、今年の3月まで(第49回CDA2次試験まで)の判定ポイントの一つと一緒です。
以前は「主訴・問題の把握」の後に説明書きがありました。
- クライエントが訴えたかったことは何か。
- クライエントが問題をどのように捉えているのか、何が問題だと感じているのかをクライエントとともに明確にできたか。
いかがでしょうか。
こう言われると、イメージしやすいですね。
「この人が一番言いたいことは何だろう?」と常に思いながらクライエントの話を聴くことが大切です。
「来談目的」と「主訴」の違い
口頭試問で
「主訴は何でしたか?」
と聞かれる場合もありますが、
「このクライエントの来談目的と主訴は何でしたでしょうか?」
と聞かれることがあります。
実際、私が面接試験を受けた時はそうでした。
「来談目的」と「主訴」の違いを理解しておきましょう。
「来談目的」とは、キャリアコンサルタントに相談しに来た理由です。
「今日はどのようなご相談でしょうか。」
ときいた時に、最初にクライエントが話した内容が「来談目的」です。
「主訴」とは、クライエントが一番言いたいことです。
傾聴ができていないと、クライエントは本当に話したいことを話してくれません。
基本的には「来談目的」と「主訴」が全く同じということはないでしょう。
なぜなら、傾聴がうまくできないと「主訴」に辿りつけない可能性が高いからです。
「主訴・問題の把握」は理解できましたか?
次回は「具体的展開力」について解説します♪
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