クライエントの「辞書」を引いて、堂々巡りから抜け出そう★キャリコン面接対策
ここ一週間で、面接対策のお申込みが急激に増えてきました。リピートしてくださる方も多く、10月はかなり埋まってきています。11月はまだ余裕がありますが、これから申し込もうと思っている方は、お早めにレッスン日時を押さえておいてくださいね。
「堂々巡り」で悩む人へ
「堂々巡りになっちゃうんです。」
というお悩みをよくいただきます。
堂々巡りになるということは、クライエントが何度も同じ話をするということですよね。
クライエントが「さっきも言ったとおり・・・」とか言い出したら、「やばい!また同じ話になってる」と、どんどん焦ってきますよね。
じゃあ、クライエントが同じことを繰り返し言うのはなぜでしょうか。
どうして堂々巡りになるの?
クライエントはなんで同じことを何回も言うんでしょうか。
自分がクライエントだったら・・・と考えてみてください。
そうそう!クライエントが言いたいことをキャリアコンサルタントががっちり掴んでくれないからです。
もうちょっと詳しく言うと、
だと言えます。
だから、クライエントが言った大切なメッセージ、いわゆるキーワード(JCDAの場合は「自己概念の影」)をしっかりキャッチすれば良いんです。
とはいえ、キャリアコンサルタントは注意深く聴いているつもり。なのに、どうして大切なメッセージをキャッチできないんでしょうか。
人はみんな、自分独自の「辞書」を持っている。
なぜクライエントのメッセージがキャッチでいないのかという問題
それは、キャリアコンサルタント自身が持っている「辞書」を引いて、わかったような気分になってしまうからなんです。キャリアコンサルタント自身の「先入観」とか「準拠枠」が邪魔してしまうんです。
そこで、
人はみーんな、自分が作った「辞書」を持っていると考えてみてください。「自分の辞書」という言い方は、JCDAで使われる言葉ですが、これは、JCDAだけに限らず、キャリアコンサルティング全般で使える考え方です。
もし「あなたにとって『残業』とは?」と聞かれたら、どう答えますか?
10人いたら、おそらく10人とも違う答えが返ってくるでしょう。同じような言葉を使ったとしても、全く同じ言い方の人はいないでしょうし、万が一いたとしても、その時の声のトーンや表情など、一人ひとり違うことが想像できると思います。
人はみんな、自分だけの「辞書」を持っています。
先程の問いで言えば、自分の辞書の「残業」という箇所をひいて、「自分にとって残業ってこういうもの」と定義づけするんです。
だから、こう考えてみてはいかがでしょうか。
堂々巡りを抜け出すヒントにしてくださいね。
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