面接試験でのCLの第一声の特徴、知ってますか?★キャリコン面接対策

今日のランチは気の置けない友人と。仕事の合間に時間を作ってくれたので、一時間自転車をこいで会いに行きました。お互い気兼ねせず、自己開示し合える関係って本当に心地いいなーありがたいなーとつくづく思った楽しいランチタイムでした。

ロープレ練習の際、受験される皆さんがクライエント役をやることが多いですよね。クライエントをする時に注意していただきたいのは、第一声で何をどれくらい話すかです。

クライエントの第一声は、受験団体(JCDAまたはキャリアコンサルティング協議会)それぞれに特徴があります。その一番の違いは話の長さです。具体的にどう違うのかを説明します。

CLの第一声、JCDAの場合

JCDAの試験では、短く一文で話します。

例えば、

「仕事をやめようかどうしような悩んでいて相談に来ました。」
「これからどうしたら良いかわからなくなってしまって・・・」

というような感じです。

CLの第一声、キャリアコンサルティング協議会の場合

キャリアコンサルティング協議会は、CLが設定の概要を一気に話すので長い場合が多いです。

例えば、

食品メーカーで営業事務をしているのですが、向いていないな-と思っていまして・・・。もともとは新卒で入社してからずっと営業をしていたのですが、子供ができて産休・育休を取得しました。復帰する時に会社の配慮もあり、営業は難しいだろうということで、短時間勤務の内勤になったんです。納得の上で復帰はしたものの、やりがいも感じられないし、今後どのように仕事をしていけば良いのかわからなくなってしまって・・・

というような感じ。最初の一言目がとても長いため、焦ってしまった・・・という話を受験された方からよく聞きます。

以上のように、JCDAとキャリアコンサルティング協議会では、最初の一言目に違いがあることを頭に入れておいてください。これを最初からわかっていると少しは安心できるかなと思います。

ロープレ練習の際に注意してください!!

ロープレでは、コンサルタント・クライエント役・オブザーバーと3つの役割全てを順番にやることが多いですよね。その際に受験団体の面接試験を意識してやってみてください。

クライエント役をする場合

自分がCL役をする時は、最初の一言の長さにを意識して行いましょう。

コンサルタント役をする場合

JCDAの場合

クライエントの第一声が短いので、しっかり受け止めて(ココだけはオウムがえしでかまいません)伝え返した上で、「もう少し詳しくお話いただけますか」と詳細をはなしてもらいましょう。

キャリアコンサルティング協議会の場合

クライエントはかなり長く話されるので、まずは要約し、受容した上で、現状について(事実や感情)などを聴いていきましょう。

過去の記事も参考にしてください。「一言目は短く」とお伝えしている部分のみJCDA向けです。

できれば、受験団体を問わず一緒に面接対策をしているところでの練習は避けたほうが良いかなーと思います。それぞれの団体の特徴を説明してくれるところが良いですね。

JCDAとキャリアコンサルティング協議会の面接試験には他にも色々違いがありますので、またこれから少しずつご紹介していきます^^