面接試験当日に読んでほしい一遍の詩★国キャリ面接対策

いよいよ面接試験ですね。
面接試験当日にふさわしい、傾聴の真髄が書かれているとも言える素敵な詩をご紹介します。
ぜひ読んでみてくださいね。

面接試験当日に読んでほしい一遍の詩

聞いて

私があなたに 聞いてと頼んだのに
あなたがアドバイスを口にしはじめると
あなたは私のお願いしたことをしていないの。

私があなたに 聞いてと頼んだのに
あなたが 私がそんな気持ちになる必要はないと 説明し始めると
あなたは 私の気持ちを踏みにじっているの。

私があなたに 聞いてと頼んだのに
あなたが 私の問題を解決するために
何かしなければならないと思ってしまうと
あなたは 私を裏切るの
変に聞こえるかもしれないけれど。

聞いて! 私がお願いしているのは あなたが聞くこと
話すことでなく ただ
私の話に耳をかたむけて。

それに私は 自分のことは自分でできるの
私は無力ではないんですもの
私は失望しているかもしれない
足元が安定していないかもしれない
でも 無力ではないのです。

あなたが私に何かをしてくれて
それが私が自分でできることだったら
あなたは私の恐れと不全感をつくっていくのです。

でも あなたが それがどれほど理屈に合わなくても
私の感じていることと 私が感じているという事実を受け入れると
私は あなたに理解させようという努力をやめ
この理屈に合わない感情の背後には何があるのかを
理解する仕事に向かうことができるのです。

そして それが何か はっきりしたとき
それに対する答えは明白で
私には アドバイスは いらないのです。

理屈に合わない感情も
その背後に何があるかが理解されれば
その意味がわかるのです。

多分 これがときに ある人にとって
祈りが意味を持つ理由なのでしょう
なぜなら神は沈黙し
アドバイスを出したり
物事を正したりしようとしないから。
神は ただ 耳を傾け
あなたに自分でさせるのです。

だから どうぞ聞いて
私の話に 耳をかして下さい。
もし 話したくなったら 少し待って
自分の番まで・・・
そしたら私があなたの話を聞きますね。

読んだら、深呼吸。
もう大丈夫です^^
あなたらしく自然体で関われますように!!

引用元のご紹介

ゴードン博士の人間関係をよくする本―自分を活かす相手を活かす

こちらの本に掲載されていた、無名の人による詩です。
ちなみに、トマス・ゴードン博士は、カール・ロジャーズの弟子にあたる方です。