学科試験対策は「す・じ・こ」★キャリコン試験対策

息子が冬休み前に持ち帰ってきたプリントには「い・か・の・お・す・し」。子どもなら誰もが知っているお決まりの合言葉。防犯標語で「いかない、のらない、大声を出す、すぐ逃げる、知らせる」の略です。なんでこんな話をするかというと・・・今日はこれをヒントに、お正月にちなんで、学科試験勉強を標語にしてみました^^

学科試験対策は、「す・じ・こ」

第7回キャリアコンサルタント試験の学科試験は2月25日(日)あと2ヶ月しかありません。勉強を始めると「時間がないーーーー!!」ということがわかるはずです。全てを受験勉強に費やすことはできませんよね。「す・じ・こ」を実行して、「もうこれだけやって落ちたならしゃーない」と思えるくらいの状態で試験臨んでください♪

「す」スケジュールを立てて、すぐに始める

学科試験は、時間との戦いです。どれだけ勉強に時間を費やせたかの勝負です。今から始めないと、必ず「あーもっと早くから勉強しておけばよかった・・・」と後悔することになりかねません。実際、学科で不合格だった方は皆さん、「勉強が足りなかった」とおっしゃいます。

「土日は必ず3時間勉強しよう!」
「毎日10問ずつ解いてみよう!」
「この日は模擬試験をしてみよう!」

というように、あと2ヶ月間、いつまでに?何を?どれくらい?やるかをしっかり決めて、スケジュールを立ててみましょう。スケジュールを立ててみると、時間がないということがリアルに感じられますよ。

「じ」自分の実力(課題)を知る。

自分の実力がどの程度なのか、どんな知識が足りないのかがわからないと、対策を立てることはできません。まずは過去問題を1回時間制限を設けてやってみましょう。その上で、どの部分の知識が足りないのか、どのように覚えればよいかもわかってきます。

過去問題についての注意点を1つだけ。第4回の学科試験は合格率約20%だった難問題です。これ以外の回に比べて難しいので、一番最初に取り組むと凹むかもしれません(笑)。後回しにすることをお勧めします。

「こ」コツコツ勉強する。

とにかく、時間を割いて、少しずつでも良いのでコツコツ勉強するのが一番です。書いてあることを全て暗記するのは難しいですが、毎日少しでも問題文に触れ、慣れることで勘が鍛えられていきます。4択は「この2つのどっちかだと思うけど・・・」と悩むことが多いですよね。そんなときの勘が冴えること、間違いなしです!!

学科試験の具体的な勉強方法は?

過去問を9割正解まで繰り返し解く、4択全ての内容がわかるよう調べてまとめる等、誰かに頼らなくても自力で勉強できる方法についてまとめた記事がこちらです。

問題集は何を使うのが良い?

問題集について、上記記事では詳しく触れていないので、少し補足します。

問題集が必ずしも必要かと言われれば、そうでもないかなーと私は考えています。過去問題をベースに、自分で調べながら勉強を進めればある程度できるからです。

問題集の利点は「解説が載っていること」です。解説付きで勉強したいという方は、何か1冊だけ用意して、何度か繰り返して勉強すればよいかなと思います。何冊も用意しても、2ヶ月ではマスターできません。過去問題3回分×2(キャリコン・技能士2級)と、必要な方は問題集1冊、これだけあれば十分ではないでしょうか。あ、あと教科書みたいに使える、この本は持っておくと便利ですよ。

キャリアコンサルティング 理論と実際 4訂版 木村周