第2回国家資格キャリアコンサルタント★実技(面接)試験対策通信(26)経験の再現は必須です
今日は余談抜きで、面接試験のツボをお伝えしていきます。
また今週末、勉強会や対策講座でのロープレにお役立てください^^
経験の再現とは?
「経験の再現」って何?って思われたあなた!!
まずは「経験代謝」のおさらいからしてくださいね。
経験の再現が必須のわけ
これまで、面接の前半は「信頼関係をガッチリ作りましょう!」という話をしてきました。
さて、ここからが勝負どころ!!
面接の後半は「クラエントに自問自答を促すかかわり」をする必要があります。自問自答を促すためには、経験代謝をまわさなければなりません。
経験代謝の図はイメージできていますか?
超簡単に言うと、この2段階ができることが大切です。
↓
自己概念の影を捉えて問いかける
経験の再現ができないまま、「あなたの価値観は?」「あなたの思いは?」と深掘りしても、クライエントに自分で自分の価値観に改めて気付いてもらうことはできません。
経験の再現とは
「経験の再現」とは、過去の経験を詳しく話してもらうことです。
クライエントに、過去のある時点に戻って、その時のことを具体的に語ってもらいます。その時の状況だけでなく、クライエント自身が感じたことやその時の思いも合わせて再現してもらいます。それをキャリアコンサルタントは共感しながら聴いていきます。
そうすると、その中に「自己概念の影」が現れます。そこを深掘りする、という流れです。
なので、クライエントに「経験の再現」をしてもらうことは、面接では絶対に欠かせません。
「今まで過去のことを全然聴けていなかった」
「過去のことは聴いていたけど、あんまりうまく聴けなかった」
という方は、何のために聴く必要があるのかを改めて理解した上で、明日からのロープレで実践してみてくださいね♪
面接で「経験の再現」は必須です。
経験代謝をしっかり理解して「経験の再現」を行いましょう
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