第2回国家資格キャリアコンサルタント★実技(面接)試験対策通信(19)非言語表現を侮らない
前回、オープニングトークのお話をしましたが、練習はしてみましたか?
一人で練習できるので、勉強会に行く前に、素振りと思ってやってみてくださいね。「まだ読んでなかった・・・」というかたは、こちらからおさらいしてください。
さて今回は「非言語表現」についてです。
まずは「合格基準」のおさらい
合格基準の一つ「傾聴」。
では「傾聴」とは、何ができれば良いのでしょうか?
以前の記事にそれを書きましたので、まずはこちらを参照してください。
非言語表現が「できる」ってどういうこと?
『姿勢、視線、顔の表情等』と以前のCDA試験では書かれていました。
では、具体的に何ができれば良いのでしょうか?
いくつか例を挙げてみますね。
- 清潔感のある服装、化粧、髪型をする。
スーツにこだわる必要はありませんが、良い印象を与えられるよう意識して選びましょう。 - クライエントとキャリアコンサルタントの椅子は、ハの字に置く。
正面で向かい合うと話しづらいものです。試験の時は椅子を調整するよう指示があります。調整後は「こんな感じでよろしいでしょうか?」とクライエントに確認すると良いですよ。 - 椅子に深く腰かけ過ぎない。
寄りかかっていると横柄に見えたり、クライエントに関心が無いように感じられます。 - 体を前に傾け、クライエントの方へ少しひねる。
クライエントの話に関心を持っているということを態度で表しましょう。 - 視線を合わせる。
意図があるなら、視線を外してもかまいません。 - 表情はクライエントと合わせる。
最初はにこやかで柔らかい表情で始めて、あとはクライエントの気持ちに寄り添うように、表情も合わせましょう。 - うなずき、あいづちを大げさにする。
試験官は少し離れたところでみているので、小さいとわかりにくいので。
こんなことは当たり前!と思うかもしれません。
でも、本当にできていますか?
普段はできているのに、緊張してできなくなってしまう・・・という方もいるかもしれませんね。
非言語表現は、キャリアコンサルタントの印象を決める非常に大きな要素の一つです。非言語表現がしっかりできると、信頼関係を築く土台が確実にできてきます。
自分がきちんと非言語表現ができているかどうかは、自分では判断ができません。(自分で自分は見えませんから^^)
ちなみに私がロープレ練習を始めた頃、オブザーバーの方から「あいづちが単調だ」と指摘されました。全く自分では気づいていませんでしたので、とてもありがたいなと感じました。
非言語表現がしっかりできているかどうか、ロープレをした時は、オブザーバーの方に確認してみましょうね。
どこができていて、どこができていないのか。
それを把握することで、合格へ一歩近づくことができますよ♪
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