面接試験まで1ヶ月を切った今、ロープレをどれだけするか★キャリコン面接対策

昨日、研修会社の講師オーディションを受けてきたのですが、無事合格しました!!紹介してくださった方が1週間前に勉強会を開いてくれたのですが、他の方々と比べても、明らかに全然できていない自分の不甲斐なさに、久々に大きく凹みました。

でも、気持ちを切り替えて、とにかくやれるだけのことをやって駄目ならまた次につなげよう!とがむしゃらにできることを徹底的にやりました。大手企業の新入社員が「お!」と思ってくれるような自己紹介作り。研修全体のトークスクリプトの作成。姿見を前に、上半身だけスーツを着て(!?)雰囲気を作ったりしながら何度も何度もブツブツ練習とトークの改良を繰り返した結果、何とかなりました。

今回の経験で気づいたことはたくさんあったのですが、改めて感じたのは、1対1の相談にのるキャリコンと研修講師との共通点。関係構築、気づきを促し行動変容につなげる等々。相手は1人なのか大勢なのかという違いはあれど、ベースは一緒だなあと。そう気づいたら、大勢の行動変容に関われるって、なんか楽しそう♪って思えてきました(笑)。ということで、今まであまり関心を持ってこなかった研修講師の仕事が好きになれそうだし、学ぶ意欲もめっちゃ高まってきました^^

さて本題です。
面接試験まで1ヶ月を切った今、「どれくらいロープレ練習したらいいんだろう」と悩んでいるかたも多いのではないかなーと思います。そこで、どうやって自分なりの答えを導き出せば良いのかのヒントをお伝えします。

面接試験まで1ヶ月を切った今、ロープレをどれだけするか

まず、クライエントからの相談、という感じで書いてみますね。

もうすぐ面接試験があるのですが、ロープレをやるべきかどうか、やるとしたらどれくらいやったらよいかわからずに悩んで相談に来ました。

このように、意思決定がうまくできないという相談はキャリコンの面談でも非常に多いんです。例えば、大学生なら「2社内定をもらったが、どちらに行こうか迷っている。」とか、社会人なら「会社をやめようかどうしようか悩んでいる。」などです。

そんなとき、皆さんが勉強している理論を思い浮かべてみましょう。ちょっとだけご紹介しますね。

理論を活用した意思決定の支援

例えば、アイビーの「マイクロカウンセリング技法」では「論理的帰結」という積極技法があります。その選択肢を選んだ場合、どうなるのかを具体的に考えてもらうという方法です。すると、メリットデメリット(プラス・マイナス面)が見えてきます。

あとは、それと自分の価値観(何を大切にしたいのか)を照らし合わせることで、おのずとどちらを選べばよいか見えてくるというものです。付け加えると、選択肢はその2つ以外にないのかを考えることも必要です。ジェラットの意思決定論でも同じようなことが言われています。

ということで、直前にロープレをするメリットとデメリットについて考えてみましょう。以下は私が適当に考えたものなので、皆さん自身、どんなメリット・デメリットがあると感じているのか、ご自身でチェックしてみてくださいね。

<メリット>

●試験の形式に沿って行う場合、その形式に慣れることができる。
●うまくできた場合、自己効力感が高まる。
●うまくできなかった場合、試験前にその課題を試験までに改善することができる。

<デメリット>

●試験形式通り出ない場合(CL役が受検生、事例が試験にふさわしくない等)、試験の練習にならないことがある。
●うまくできなかった場合、自己効力感が下がる。

こんなところでしょうか。
メリット・デメリットが挙げられたら、その後は、一番大切なのは自分の価値観・考え方です。自分にとって何が大切かを改めて考えていただくと、答えはおのずと出せるはずです。答えが出せれば、あとは自分の判断に自信を持ちましょう。

私と友人の体験談

私の場合(CDA、2級、1級)

私がCDAを受検した時は、何もわからなかったので、毎週毎週ボランティアの勉強会に参加して、ロープレをしまくりました。でも1回目は不合格でした。がむしゃらにやってはみたものの、どうもコツがつかめていなかったんです。2回目も同じようにがむしゃらにやっていたのですが、ある時、急に腑に落ちた感覚があり、そこから出来るようになってきました。

2級の時は、がむしゃらにロープレをするのはやめて、ある程度ロープレ練習したら、あとはその事例についてのシミュレーションを、頭の中で、または書き出してみることにしました。1級はこれからですが、ロープレは1回程度(形式に慣れるため)、もしくはしないで臨むつもりです。

私の友人の場合(CDA、2級)

一緒に2級に合格した友人は、CDAの時も、2級の時も、1回くらいしかロープレ練習はしていませんでしたが一発合格でした。彼女がやっていたことは、頭の中でひたすら事例のシミュレーションを繰り返したと言っていました。

ということで、本当に試験対策のやり方は人それぞれ。
自分のやり方を信じて、とことんやってみるのが一番です!!
参考までに、こちらの記事も読んでみてくださいね。



がんばっていきましょーー!!