傾聴の基本を一編の詩からイメージする★キャリコン面接対策
昨日はZoomでオンラインキャリアカウンセリングをしました。国家キャリコン受検の際に支援させていただいていた、今では有資格者の方です。資格取得後にご連絡をいただけることが純粋に嬉しいですし、ご相談いただけることも本当に幸せなことだなーとしみじみ。
試験対策レッスンをする時とキャリアカウンセリングをする時とでは、もちろん内容もアプローチ方法も違います。でも、大切なことは一緒だなといつも感じています。
それは・・・「相手を大切に思う気持ち」です。
改めてそれを噛み締めた一日でした^^
キャリコン面接対策、まずは「傾聴マインド」を養う
国家キャリコンを受検される方は、面接対策としてまず、「傾聴の基本」を理解するところから始めるのがお勧めです。まずは、読書で「傾聴マインド」を養いましょう。
お勧めの本はこちらです。
JCDAで受検される方必見!絶対に読むべきものはこちらです!!
技術も大切ですが、「こういう時は、こうすべし!」のような、攻略法的なテクニックを最初に学ぶことは得策ではないと考えています。理由は、キャリアコンサルティングやキャリアカウンセリングは「人の心と向き合う」仕事だからです。自分の中の「傾聴マインド」をある程度育ててから、テクニックを学ぶと効果的ですよ!
傾聴の基本を一編の詩からイメージする
「わーーー!!相談者の話を聴く時に大切なことが、めっちゃ詰まりまくってるーーー!!」と驚いた詩をご紹介します^^
カール・ロジャーズのもとで学んだというトマス・ゴードンの本、
ゴードン博士の人間関係をよくする本―自分を活かす相手を活かす
に掲載されていた、無名の人による詩です。傾聴の基本の真髄が書かれているといっても過言ではありません!!引用しましたので、ぜひ読んでみてください♪
聞いて
私があなたに 聞いてと頼んだのに
あなたがアドバイスを口にしはじめると
あなたは私のお願いしたことをしていないの。私があなたに 聞いてと頼んだのに
あなたが 私がそんな気持ちになる必要はないと 説明し始めると
あなたは 私の気持ちを踏みにじっているの。私があなたに 聞いてと頼んだのに
あなたが 私の問題を解決するために
何かしなければならないと思ってしまうと
あなたは 私を裏切るの
変に聞こえるかもしれないけれど。聞いて! 私がお願いしているのは あなたが聞くこと
話すことでなく ただ
私の話に耳をかたむけて。それに私は 自分のことは自分でできるの
私は無力ではないんですもの
私は失望しているかもしれない
足元が安定していないかもしれない
でも 無力ではないのです。あなたが私に何かをしてくれて
それが私が自分でできることだったら
あなたは私の恐れと不全感をつくっていくのです。でも あなたが それがどれほど理屈に合わなくても
私の感じていることと 私が感じているという事実を受け入れると
私は あなたに理解させようという努力をやめ
この理屈に合わない感情の背後には何があるのかを
理解する仕事に向かうことができるのです。そして それが何か はっきりしたとき
それに対する答えは明白で
私には アドバイスは いらないのです。理屈に合わない感情も
その背後に何があるかが理解されれば
その意味がわかるのです。多分 これがときに ある人にとって
祈りが意味を持つ理由なのでしょう
なぜなら神は沈黙し
アドバイスを出したり
物事を正したりしようとしないから。
神は ただ 耳を傾け
あなたに自分でさせるのです。だから どうぞ聞いて
私の話に 耳をかして下さい。
もし 話したくなったら 少し待って
自分の番まで・・・
そしたら私があなたの話を聞きますね。
すごくいい!!突き刺さりました^^
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません