面接の前半、情報収集と関係構築どっちが大事?★キャリコン面接対策

明日はいよいよキャリアコンサルティング技能検定1級の面接試験に行ってまいります!勉強のために購入した、キャリアコンサルティング協議会のDVD「事例指導を知る~企業領域編~」、これが驚くほどに勉強になる内容でした。指導者を目指す方だけでなく、キャリコンを目指す方、キャリコンとして活動されている方全てに観ていただきたいなーと思っています。

一番感銘を受けたのは、お二人の先生がそれぞれ事例指導を行う部分です。もう、なんというか、こんなステキな人に教わりたい!!こんな風になりたい!と思える、素晴らしい先生方でした。非常にハイレベルな知識や技術をお持ちなのもすごいのですが、感銘を受けたのは先生方の「愛」と「学び続ける姿勢」です。自分の未熟さを不勉強さを思い知らされましたが、もっともっと学んで高みを目指していきたいと改めて思いました。

本日のテーマ

面接が始まったら、まずは情報収集しながらクライエントとの関係を築いていきますよね。クライエントが今どんな状況にいるのか、何に悩んでいるのかを詳しく聴いていく段階です。

とはいえ、情報収集と関係構築、2つのことを一度に行うのは、なかなか難しいものです。ちょうど、同じタイミングで複数の方からご質問いただきましたので、今日は「面接前半の情報収集と関係構築」をテーマにしてお伝えします♪

面接の前半では「情報収集」と「関係構築」、どちらが大事?

では、皆さんに質問です!

「情報収集」と「関係構築」では、どちらが大事でしょうか。

情報がある程度ないと、クライエントの話を理解することはできませんし、信頼関係がない状態では、深い話をしてくれません。悩むところですよねー。どちらも大切なことではあります。しかし、

どちらが大事かと言えば、断然「関係構築」です。
なぜなら、CLとの信頼関係が築けないとキャリアコンサルティングが成り立たないからです。好感が持てない、信用できない相手に、自分の悩みを話そうなんて思いませんよね。だからこそ、少しでも早い段階でクライエントの信頼を得る必要があります。ということで、結論は、

面接の前半で一番大事なことは、クライエントとの関係構築です。

「情報収集」と「関係構築」、どちらが大事?(2)

では、第二問!!
あなたなら、下記のどちらを選びますか。

A:話を逸らしてでも、基本情報を収集する。話をそらすことで関係構築できなくても仕方がない。
B:話をそらさずに聴く。話をそらした場合も、関係を損なわないように注意する。

私なら、Bを選びます。なぜなら、クライエントとの関係構築が一番大切だからです。クライエントの訴えたいことを理解するために傾聴します。

情報収集できるに越したことはないのですが、クライエントとの関係性さえ築けていれば、後で「すみません、教えて下さい」と言っていくらでも教えてもらえます。だから、面接の最初の段階で、話の腰を折ってまで無理やり情報収集する必要はありません。

情報収集を一生懸命やろうとすると、事情聴取のようになり、クライエントとの関係が築けませんので注意してくださいね。詳しくはこちらの記事を読んでみてください♪

話を聴くときの注意点

関係構築をしていくにあたり、質問のコツを2つお伝えします。しっかり頭に入れて、ロープレにお役立てくださいね♪


今日のまとめ

面接の導入で一番大事なのは、クライエントとの「関係構築」。
「情報収集」はできる範囲で行いましょう。