国キャリ受験生に共通する課題って?★キャリコン面接対策

「とにかく、クライエント中心に話を聴けば良いんだよ」
「クライエントの話をそらさずに聴いて」
等とアドバイスをもらうけど、どうすればクライエント中心に話が聴けるのか・・・と悩んでいらしゃるかたも多いのではないでしょうか。

クライエントのことだけを考えたいけど、
「クライエントの言ったことを覚えておかなきゃ」
「次の質問どうしよー」
と、自分のことで精一杯だと、どうしても落ち着いてクライエントのことを考えられませんよね。

これまでの多くの受験生が同じようなお悩みを持っていましたし、私も昔はその一人でした。
では、どうすれば自分(キャリアコンサルタント)の気持ちをクライエントに向けることができるのでしょうか。

クライエントに心の矢印を向けるには

「自分(キャリアコンサルタント)ばかりに心が向いてしまう」状態から、「クライエントに心の矢印を向けること」ができれば、すんなり合格できると言えます。

では、「クライエントに心の矢印を向ける」ためにはどうすれば良いのでしょうか。

私が約7年受験生の支援している中で、わかった大きな2つのことがあります。
それは、

  1. 受験生には共通する課題があること
  2. 課題と改善の仕方を知って練習すれば、誰でもできるようになること

共通課題は複数ありますが、今日はその中の一つを簡単にご紹介しますね。

受験生に共通する課題1:クローズドクエッションで質問する。

クローズドクエッションで次々に質問するため、クライエントが話せなくなってしまうというケースが多く見受けられます。

クライエントが話せなくなるだけじゃなくて、クライエントは「はい」しか言わないと、すぐにまたキャリアコンサルタントが次を考えなければならず「どうしよう・・・」と慌てまくるという負のスパイラルが起こります。

クローズドクエッション、すなわち「閉ざされた質問」は、クライエントが「はい」か「いいえ」で答えられる質問や、答えが限定される質問です。

キャリアコンサルタントが思ったことを「こうですか?」と確認するようなクローズドクエッションや、クローズドクエッションばかりで質問したら、クライエントは自分の話したいことを自由に話すことができません。これでは、クライエントとの良い関係も築けませんし、クライエントの内省にもつながりませんよね。

もちろん、クローズドクエッションが悪いというわけではありません。

オープンクエッションとクローズドクエッションの使い分けが大事

ということです。

どうしてもクローズドクエッションばかりで質問してしまうという方は、オープンクエッションに言い換える練習をしてみてください。

そうすることで、クライエントが沢山話してくれるようになりますし、あなたの心の矢印がクライエントに向くようになっていきますよ♪

こちらの記事でも詳しく解説していますので、読んでみてくださいね。

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