宮城まり子先生のセミナーを受けて感じたこと★国家キャリコン&2級実技対策

先週の土曜日、念願の、宮城まり子先生のセミナーに参加してきました!
内容は、カウンセリングの基礎技法について簡単なレクチャーを受けた後、先生の提示した3事例を使った20分間のロープレ・ふり返り・ケースの概念化ワーク×3回。

頭がグルグル回転しすぎてショートしたのか、翌日から3日間寝込みました(笑)。気持ちだけではがんばれない微妙な年頃の私。ちょっとしたことで体調が崩れやすいのですが、3日間寝込んだのは3カ月ぶりくらいです。

宮城先生のセミナーで思ったこと3つ

たくさん気づきがあった中で、3つに絞って皆さんにお伝えします♪

先生の「先生力」はすごい!

高い専門性はさることながら、一瞬にして人を惹きつける話術。柔らかさと厳しさを兼ね備えていて、すごいとしか言いようがありませんでした。

「自信」いただきました♪

先生のレクチャーやアドバイスをきいて、普段私がオプティキャリアで伝え続けていることはまちがえていない(当たり前ではありますが・・・)と改めて確認できました。「Go ahead!」(英語の使い方合ってる笑?)と言われた気分で、自信になりました!

「プロのキャリコン」としての責任を再認識

「キャリアコンサルタントの質を向上させること。資格取得はゴールではない。キャリアコンサルタントはクライエントの人生に対する責任がある。だからこそ、自己研鑽し続けることが大切。」

「キャリアコンサルタントに対する専門家・プロとしての評価を高めることが必要である。(すなわち、キャリアコンサルタント以外の外部の人たちからの評価を高めること。業界全体の底上げ。)」

一番最初に先生がおっしゃっていた言葉です。
本当にそのとおりだと最初から頷きまくりでした。

より幅広く、高い技術を身に付け、感性を磨き、経験を積みながら、クライエントの役に立てるキャリアコンサルタントでありたいと、改めて強く思い過ごした時間でした。

そして、自分自身の面談の質を向上し続けることはもちろん、学び始めた方、学び続けている方の力になることで、業界全体の向上に貢献したい!と改めて感じました。

CLが主役。CCは整理人。

3つといいながら、4つ目ですが・・・
これも、宮城先生が繰り返しおっしゃっていた言葉なのですが、ぜひ皆さんも頭の片隅に置いておいてほしいです!!

クライエントが主役であり、私達はクライエントの思いや考えを整理する人です。
心の矢印をクライエントに向けること。そこからキャリアカウンセリングは始まります。

でもロープレ練習をしていると、キャリアコンサルタント役である自分のことばかり気にしてしまい、クライエントに気持ちが向かない状態ってよくありますよね。心の矢印が自分に向いてしまっている状態です。

「何を聴いたらいいんだろう」
「次は何を質問しようかな」

ではなく、

「●●さんは、本当は何を話したいんだろう。」
「●●さんは、なんでそう思うんだろう。」

という気持ちで聞いていくことからはじめてみましょう。

どんな状況なの?
何があったの?
どんな気持ちなの?
そんな気持ちになったのはどうして?

そうやってクライエントに寄り添って話を聴いていくと、クライエントが一番言いたかったことがわかってきます。
これが「主訴」です。「クライエント視点の問題点」とも言いますね。

主役はクライエント。私達は整理人。
これを頭に入れて、クライエントの話を寄り添って聴いていくことを心がけていきましょうねー。