苦手なタイプのCLへの対処法★キャリコン面接対策
いよいよ今週末、筆記試験ですね。最後の追い込みで頑張っていらっしゃることと思います。筆記試験が終わったら、すぐに面接試験がやってきますね。
この時期、受講者さんから多く寄せられるのが、「ロープレがうまくいく時とうまくいかない時がある」というお悩みです。詳しく聴いてみると、
「苦手なタイプのクライエントがいる」
という方がけっこういらっしゃいます。男性は「女性クライエントの育児や介護などの話が聴きにくい」、女性は「男性クライエントの仕事の話が理解しにくい」という感じです。「これを聴いちゃったら失礼になるんじゃないか」というように思い、うまく話が聴けないとおっしゃる方もいらっしゃいます。実は、私自身もそんな経験があります。
私の体験談
私が苦手だったのは、中高年の男性。普段お仕事の中で、中高年男性と接する機会が少なかったのが原因でした。当時は人材派遣会社で登録に来る方の面談を担当していたのですが、20代~40代の女性がほとんどでした。その前に勤めていたIT企業は、社員の大半が40歳以下。年配の男性はほとんどいない環境だったんです。そんなこんなで慣れていないこともあり、どうしても身構えてしまい、うまく話が聴けませんでした。
そんな中、これを打開するべく、私が実践した方法をお伝えします。
苦手なタイプのクライエントにどう対応するか
私がやったことは、自分に正直になること。どんなクライエントに対しても同じように話を聴くんだという心がけ。これらを実践することでした。具体的にはこんな感じです。
知らないことは素直に聴く
自分とはかけ離れた経歴や環境にいる人の話を聴く時、どうしても知らない言葉が出てきたりして、頭の中が?マークで埋め尽くされることってありますよね。
そんな時、わからないことをわからないままにしないこと。自分に正直になりましょう。
「勉強不足ですみません。○○について教えていただけますか」と素直に聴きましょう。その素直さがクライエントに好印象に移り、信頼関係構築につながっていくこともあります。
真の問題を捉える機会を逃さない
「これを言ったら失礼にあたるんじゃないか」と問いかけを躊躇してしまうことで、真の問題にCL自身が気付く機会を逃してしまうかもしれません。深掘りする時、どうしても通らなければいけない道だったりします。思い切って聴いてみましょう。
万が一、そのことでクライエントが不機嫌になるようなら、素直に謝ることです。きっとあなたの誠実さがCLに伝わりますよ。また、それをしっかり覚えておいて、口頭試問の「できなかったこと」として言えば、自分のロープレを客観視できていることをアピールすることもできます。
CLを色眼鏡で観ない
どんなタイプのクライエントでも「あなたを頼って相談に来てくださっている」ということに変わりはありません。あなたが「このタイプは苦手」「自分とは合わないタイプだ」と一方的にフィルターをかけてしまっているだけなんです。私自身の問題もココにありました。だからとにかく始まる前に何度も自分にこう言い聞かせました。「やるべきことはいつも同じ。いつもと同じように話を聴こう。」そう。いつもやっている通りに話を聴いてみてください。
ぜひ取り入れてみてくださいね。
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