避けた方が良い質問★第3回キャリコン面接対策（16）
クライエントが話した後、どんな質問をすれば良いのか悩みますよねー。ここ何回か「質問」に関する記事を書いていますが、「質問」は本当に奥が深く、いくらでも記事が書けそうなんですが、今は試験直前。すぐに役立つヒントをお伝えしていきますね。
避けた方が良い質問「なぜ」「どうして」
「なぜ」「どうして」の質問は使わないことをお勧めします。なぜなら、その言葉がきつく感じて、クライエントが引いてしまう可能性があるからです。
例えば初対面の人に、
のように言われたら、どんな気持ちになるか想像してみてください。私なら、ズケズケと土足で心の内側に入ってこられた感じや、責められているような感じがして、「ちょっとこの人いやだな」とか、「わー、もう話したくない」と心を閉ざしてしまいそうです。
「なぜ」「どうして」を使うと、クライエントとの距離が離れてしまう、または距離を縮めることが難しくなる可能性があります。なので、特に面接の前半では「なぜ」「どうして」を使わないことをお勧めします。
絶対に使ったらダメというわけではありません。信頼関係が構築できた後なら、「なぜ」とストレートに訊いても、抵抗なく答えてくれるでしょう。クライエントとの距離感をはかりながら話すことが大切だということですね。
「なぜ」「どうして」を使わずに質問する方法
「なぜ」「どうして」を頭に持ってくるときつく感じてしまいます。文頭ではなく、文中に「どのように」「どのような思いから」などという言葉を挟んで、マイルドに訊きましょう。
例えば、
こんな感じです。信頼関係を作る上で大事なポイントです。しっかり抑えてくださいね。
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