第2回国家資格キャリアコンサルタント★実技(面接)試験対策通信(29)自己概念の影さがし
いよいよ来週の日曜日は学科&論述試験。
明日・明後日は、学科と論述の勉強を優先させるという方も多いかもしれませんね。
学科はとにかくコツコツ勉強すれば、必ず結果がついてきます。論述は制限時間内に書きあげられるよう、60分間で書く練習をされると良いと思います。残り1週間、悔いのないように勉強してくださいね!
さて、今日は「自己概念の影の見つけ方」をテーマにお話します。
「自己概念の影」おさらい
「自己概念の影」として、主にこういったものが挙げられます。
- キーワード
- 繰り返される言葉
- 独特のフレーズ
- 表情や仕草が変わったところ
- 生き方や価値観が表れたところ など
面接の後半は、CLが自分の自己概念に気付くようなかかわり(自問自答を促す問いかけ)をする必要があります。そのためには、「自己概念の影」を捉えることが非常に重要です。
自己概念の影を見つける方法
CLの言葉に表れた「自己概念の影」を拾うのは、最初はなかなか難しいものですよね。私自身、資格取得前はオブザーバーの方に「キーワードが拾えていない」とよく言われました。「~という言葉にも、・・・というところにも、感情や価値観が表れているでしょ?」という具体的なフィードバックをいただくと「なるほど!」と思うのですが、やっぱり面談中にそれを拾うことは難しいなあと感じていました。
私の場合、繰り返しCCt役を経験することで、徐々にできるようになっていったのですが、習得するまでにかなり時間がかかったように思います。そんな経験を踏まえ、どうしたらもっと効率良く勉強できるかを考えてみました。
「自己概念の影をうまく拾えない」という方は、自己概念の影を探す練習をしましょう。たとえば、こんな方法があります。
- 自分がCCt役をした時の逐語録を作成し、CLの「自己概念の影」はどこかを何度も読んで探す。
- 自分がCCt役をした時の音声を聞き、CLの「自己概念の影」はどこかを何度も聴いて探す。
- 自分がオブザーバーをしている時、CLの「自己概念の影」をリアルタイムで聴きながら探す。
こうやって訓練していくと、自己概念の影を見つけるスピードがどんどん早くなってきます。するとだんだん、ロープレ中にすぐに見つけることができるようになっていきますよ♪
自己概念の影を1回で拾えなくてもOKです。もし1回目にその言葉に気づかなかったとしても、CLが本当に言いたいことなら繰り返し出てきます。2回目・3回目でも大丈夫。拾えたら、更に一歩合格に近づきます!
「自己概念の影」を見つける練習をしましょう。
- 逐語録を使って、何度も読みながら探す。
- 音声を使って、何度も聞きながら探す。
- オブザーバーの時に、リアルタイムで聞きながら探す。
最終的には、ロープレ中に見つけることができるようになります。
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