相談者が話してくれない時はどうすればいいですか★キャリコン面接対策

相談者が話してくれない時はどうすればいいですか

相談者が多くを語ってくれず、困ってしまったという経験を持つ方も多いのではないかと思います。
相談者が話してくれない時はどうすればよいのでしょうか。

まずは、自分(キャリアコンサルタント側)が話しにくくさせているかもしれない、と疑ってみましょう。

下記の記事や動画をみて、自己点検してみてください。
もし、「あ、やっちゃってるなー」と感じたら、すぐに意識的に改善を試みてくださいね。

話してくれないCLだったら運が悪い?

もし、話してくれないCLだったら?

色々やってみたけど、やっぱり相談者が話してくれない時はどうすればいいですか

色々気をつけてやってはみたけれど、それでも打開できない場合はどうすれば良いでしょうか。
そんな時の対処法のヒントをお伝えしますね。

相談者が話してくれない時は、相談者の発言、つまり「言語表現」から相談者のことを読み取ることができない状態になっています。
そんな時は、相談者の表情や仕草などの「非言語表現」から相談者をしっかり観察することが脱却の糸口になります。

その時、
・相談者はどんな様子ですか。(表情や仕草など)
・相談者はどんな気持ちでいると思いますか。

これらの「非言語表現」から観察してわかったことについてかかわるのも一つの方法です。

例えば、

「私の質問が悪くてしゃべりにくかったですか。話しにくくさせてしまい、申し訳ございません。」

と謝った上で、

「もしよろしければ、今感じていらっしゃること(頭に浮かんでいること)をお話いただけますか。」

とか

「今お話したいなと思うことを何でも結構ですので、改めてお話いただけますか。」

など、

1)自分の対応の悪さについて謝罪した上で、
2)オープンクエッションを用いて、現時点の思いや考えを自由に話してもらえるようお願いしてみましょう。

相談者が今どんなことを感じたり考えたりしているのかを率直に語ってもらえたらいいですね。

相談者が話したいことを話したいように話せる環境を作れるよう、相談者の言語表現、非言語表現、どちらも大切にしていきたいですね。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」
鴨長明も、この川を見てたんだろうなーと思うと感慨深いです^^