先入観で質問してしまう方へ★キャリコン面接対策
面接試験がじわじわと迫ってきましたね。
受験される方のお悩みで多いのが、先入観で質問してしまうこと。今日はこれをテーマにお伝えします。
先入観で質問してしまう方へ
「先入観で質問しないように」というフィードバックを受けたことがある方、多いのではないでしょうか。「頭を真っ白にしてCLの話を聞いてください」と言われても、「この人ってこうじゃないかな」「こうした方が良いんじゃないかな」と次々と自分の頭に浮かぶ想像を消し去ることってなかなかできませんよね。
先入観を持ったっていい
「真っ白な気持ちで聞くなんてできない!」という方は、試験直前なので、「先入観を持つこと自体、仕方がない」と、この際割り切っちゃいましょう。
「先入観を持つ」と「先入観で質問する」は別です
「先入観を持つ」のはよしとしましょう。でも「先入観で質問する」ことはNGです。自分の頭のなかに浮かんだ先入観を口に出してしまうことが問題なのです。先入観は頭の片隅に置いておき、そっとしておいて口に出さないことが大切です。
「それって~ですか?~ですか?」「●●さんは~と思っているということですか?」と先入観で質問することは、コンサルタント(自分)の頭に浮かんだことが合っているかどうかの確認です。要するに、クライエントの言葉で語ってもらっていない、クライエント中心じゃないってことですね。
先入観で質問しないようにするには
クローズドクエッションで聞かない
先入観で質問してしまう人は、たいていクローズドクエッションで聞いています。
「●●ですか、▼▼ですか?」
「■■ということですかね?」
というような感じです。そうすると、クライエントからは、「はい」「いいえ」という言葉しか引き出すことはできません。コンサルタントが思ったことをそのまま口にして確認しているだけでは、クライエントの話を深めることはできないんです。
もちろん、クローズドクエッションを使っちゃいけないということではありません。使い方の問題です。これを語りだすと長くなるので、とりあえすクローズドクエッション自体の話はまたこんどということで割愛します^^
先入観での質問を避けるコツは、オープンクエッション
オープンクエッションで聞きましょう。
「こうですか?ああですか?」とクローズドクエッションで聞かないでください。
「~に対してどう思っていらっしゃるんですか?」
「~についてもう少しお話いただけますか?」
というように、クライエントが、クライエントの言葉で表現してくれるようオープンクエッションで聞いてください。
先入観で質問してしまうという方、ぜひ参考になさってくださいね。
この記事を読んで、「先入観」と「見立て」ってどう違うの?と気になった方もいらっしゃるかもしれませんね。それはまた別の機会にお伝えします^^
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